ベーシスポイントは、2つのパーセンテージ間の変化を定量化するために使用される単位です。「bp」とも呼ばれ、「ビップ」または「ビープ」と発音されます。ベーシスポイントは100分の1パーセント、つまり0.01%です。
0.01%の変動は1bp、1%は100bp、10%は1,000bpを意味します。
ベーシスポイントは通常、金利や株式市場の変動幅、もしくは上場投資信託や投資信託のコストを表すために使用されます。例えば、金利を10%引き上げる場合「10%引き上げ」とは言わず、「1,000bp」という数字を用いて表すことができます。ベーシスポイント（bp）を使用することで、金利や価格の動きに関する把握が投資家やアナリストの間で簡単になります。
金利は金融市場に大きな影響を与えるため、大きく変動されることはありません。1%未満の変動を説明するためにベーシスポイントを使用するのはこのためです。
例えば、中央銀行の金利の変化について考えてみましょう。政策金利がほんの数ベーシスポイント変動しただけで、市場に大きな影響を与えます。ある国の中央銀行が金利の引き上げを行うとしましょう。現在の金利は1%に設定されており、30ベーシスポイント（0.3％）の上昇を議論しているとしましょう。実際に中銀が利上げに踏み切る場合、金利は1%から1.3%へ引き上げられたことになります。
投資から得られる利回りの変動についても同様に、ベーシスポイントで考える投資家がいます。
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