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外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません 外国為替証拠金(FX)及びCFD取引はレバレッジ取引であり、元本や利益が保証されていません

インザマネーの定義

インザマネーとは?

インザマネー(ITM)は、原資産の現在価格が権利行使価格を上回っており、本質的価値がゼロより大きい状況を意味します。
コールオプションでは、その権利行使価格が原資産の現在価格を下回っている場合、プットオプションでは、その権利行使価格が現在価格を上回っている場合、ITMとなります。
一方、アウトオブザマネーはインザマネーとは逆の状況にあることを意味します。また、行使価格と同等の状況は、アットザマネーと呼ばれます。オプションの買い手は、自身が保有するオプションが満期の時点でインザマネーの状況であることを望みます。アウトオブザマネーで満期を迎える場合、保有オプションの価値がゼロとなりプレミアムを支払ことで損失が確定しまうからです。
インザマネーとは、オプションが本質的価値を持っており、権利行使可能であることを意味します。ただし、オプションがインザマネーとして定義されているという理由だけで、それが利益を生むとは限りません。オプション取引ではプレミアム(購入コスト)がかかるためです。取引で得た金額が支払ったプレミアムを上回る場合に限り、利益になるとみなされます。
オプションが既にITMの場合は、プレミアムが高くなります。また、ボラティリティが比較的高い期間など、オプションがすぐにインザマネーになる可能性が高い場合やオプションの満期がはるか遠い将来に設定されている場合もオプションのプレミアムが高くなる傾向にあります。

インザマネーの例

ABC社の株式が現在、1株あたり300円で取引されているとしましょう。権利行使価格が250円に設定されたコールオプションを権利行使した場合、市場価格300円の株式を250円で購入することができます。よって、コールオプションの本質的価値は50円となり、インザマネーになります。

一方、権利行使価格が350円に設定されたABC社株式のプットオプションを権利行使した場合、市場価格300円の株式を350円で売却することができます。よって、プットオプションの本質的価値は50円となり、インザマネーになります。

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