値上げラッシュは収束せず 3月も食品3400品目 水産加工品や冷凍食品で
帝国データバンクの調査によると、2023年の食品各社による値上げは前年の3倍のペースで進んでいる。原材料高などが理由とされている。
帝国データバンクは2月28日、3月に実施される食品の値上げが3442品目に達するとのレポートを発表した。4月以降も多くの値上げが予定されているといい、「値上げラッシュは今春を『ヤマ場』としながらもなお収束の気配は見せていない」としている。
前年の同時期の3倍のペース
レポートは食品主要195社を対象とした価格改定動向調査の2月28日時点の集計結果として公表された。3月の値上げ品目数は前年同月の約2倍で、ちくわなどの水産加工品や冷凍食品が多かった。4月にも4892品目の値上げが行われる予定。1~4月の累計では1万4451品目に達しており、前年の同時期の3倍のペースになっている。
このうち98%以上の品目で、値上げの理由として「原材料高」があげられた。またエネルギー価格の上昇や、プラスチック容器などの包装・資材の値上がりなども理由とされている。円安が理由とされた品目は全体の21%、人件費は10%だった。
帝国データバンクは、4月の輸入小麦の価格改定や、足元での鶏卵の供給不足を受けて、各社がどのような価格戦略をとるかが注目点だと指摘。2023年の値上げは2万品目を超える可能性があるとみている。
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