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米国株の時間外取引

マーケットは常に動いています。IG証券では、一部の米国株式の取引時間を延長。通常の取引時間以外にも取引することができます。

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米国株の時間外取引とは?

米国株の時間外取引とは、通常の立会時間の前後に取引を行うことをいいます。
時間外取引は、プレマーケット(立会時間の前)、アフターマーケット(立会時間の後)とも呼ばれます。

通常、米国株は米国の株式市場が開いている時間帯で取引をすることができます。(取引時間はこちらをご参照ください)(米国標準時間/冬時間の切り替えタイミングはこちらをご参照ください。)

IG証券では、この通常の取引時間(立会時間)の前後にも米国株の取引を行うことができます。通常の米国市場時間帯でのみ取引可能な銘柄と区別するために、時間外取引対応の銘柄には「オールセッション(またはAll Session)」と表示されています。

※米国夏時間は表記よりマイナス1時間

プレマーケット

米国の株式市場が開く前に、取引が可能な時間帯のことです。

アフターマーケット

米国の株式市場が閉まった後の時間帯のことです。

時間外取引が可能な銘柄はこちら

米国株時間外取引を始める方法

取引

1. 取引システムにログインまたは口座開設をする

ログインまたは取引口座を開設することで、米国株CFDでプレマーケットおよびアフターマーケットの取引が可能になります。

2. 取引する米国株銘柄を選択する

「個別株口座」を選択し、検索窓または銘柄一覧から取引したい銘柄を選択します。時間外取引が可能な米国株には、「オールセッション(All Session)」と書かれています。

3. 買いか売りかを決める

銘柄を選択したら、「買い」取引をするか、「売り」取引をするかを決めましょう。価格が今後上昇すると予測する場合は買い、反対に下落すると予測する場合は売りを選択します。

4. ロット数を選ぶ

取引したいロット数を選択します。

5. リスク管理を行う

プレマーケットおよびアフターマーケット取引のリスクとして、次の点が挙げられます。

立会時間より低い流動性……一般的に、多くのトレーダーは価格が安定している立会時間中に取引を行います。プレマーケットやアフターマーケットは参加するトレーダーが少なく、流動性が低くなる可能性があります。

立会時間よりも高いボラティリティ……流動性が低いため、価格の変動が激しくなる傾向があります。トレーダーのリスク選好度によっては取引しにくい場合があります。

立会時間よりも広いスプレッド……スプレッドとは、提示される買値と売値の差であり、トレーダーが負担するコストのひとつです。スプレッドは、ボラティリティの上昇や流動性の低下(いずれも時間外取引で発生しやすい)により拡大することがあります。

リスク管理には、逆指値注文指値注文を使いましょう。またノースリッページ注文は、市場が急速に動いたり「ギャップ」が生じたりしても、お客さまが指定した水準でスリッページなしで取引を決済させることができるため、リスク管理に向いています。

6. 注文確定する

取引システム上で「注文確定」を選択すると、注文完了です。

※法人口座をご利用の場合は、別途有料ライブデータの取得が必要です。

CFD取引についてさらに詳しく

米国株 時間外取引のメリット

決算発表、金融政策決定会合、マクロ経済イベント、そのほかの予期せぬニュースなど、金融商品の市場価格はさまざまな要因により変動します。時間外にこれらの発表があると、立会時間の前後の価格に影響が生じる場合があります。

米国のほとんどの企業は立会時間外に決算発表を行うため、取引の大半は市場の前後のセッションで行われます。このため時間外での取引は、取引の量が増えて価格が上下に変動しやすくなります。価格が動けば、取引のチャンスも増えます。

IG証券の時間外取引を利用することで、立会時間の前後の価格変動に対応することができます。

プレマーケット・アフターマーケットの活用方法

プレマーケット、アフターマーケットの値動きを有効に活用するためには、取引戦略を立てることが大切です。
ここでは、2つの取引戦略をご紹介します。

ブレイクアウト戦略

ブレイクアウトとは、高値や安値を突き抜けて急激に値動きすることです。一般的に、コンソリデーション(資産価格がどちらかの方向に大きく動いた後、比較的静的な状態になること)の後に発生しやすいとされています。重要な経済指標の発表前などは、トレーダーや投資家が次に取るべき行動を見極めるために様子見をするため、コンソリデーションが表れることが多くなります。

ブレイクアウト戦略を取る場合は、マーケットのコンソリデーションを探し、関連するニュース発表の後、ポジションを保有します。発表後に生じる値動きを最大限に利用するためです。

ブレイクアウトが発生する可能性を評価するのに役立つテクニカル指標には、アベレージ・トゥルー・レンジ(ATR)ボリンジャーバンドがあります。

ギャップリスクのヘッジ

本取引開始時の価格が、前日の後場終了時に比べて大幅に高くなることを、ギャップアップと言います。反対に、価格が大幅に低くなることをギャップダウンと言います。取引時間外に投資家にとって不利な方向に相場が大きく動くと、投資家は大きな損失を抱える可能性があります。

IG証券の時間外取引を利用してヘッジすれば、ギャップリスクを最小限に抑えることができます。例えば、立会時間が始まる前に保有しているテスラ株の価値が下がる懸念がある場合、アフターマーケットでテスラ株の売りポジションを保有することでヘッジ戦略を取ることができます。

市場が予想通り下落した場合、売りの利益によって保有株の損失が相殺されます。一方、市場が上昇した場合、持ち株の価値の増加により、売りポジションの損失を相殺することができます。

米国株時間外取引の手数料

米国株を時間外取引する場合にかかる手数料は、通常取引時間内にかかる株式CFDの手数料と同じです。

流動性が低い市場ではスプレッドが広がる場合があります。取引の際にはご注意ください。

CFDの手数料についてさらに詳しく
当社は、原資産市場における相場操縦取引、市場操作、なりすまし取引等の違法又は不適切な取引と当社におけるお客様の取引が十分に関連付けられると判断した場合、関係当局及び関係取引所に報告や調査を依頼するとともに適切な法的措置を講ずる場合があります。

また、当社は、上記に限らずお客様により何らかの不適切な行為が行われた疑いがあると判断した場合は、当社の判断でお客様の取引を制限する場合があります。

米国株の時間外取引が可能な銘柄一覧

アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾンなど、米国株の主要銘柄の一部を時間外にも取引いただけます。

注:一部掲載していない銘柄もあります。以下のリストは2023年7月現在のものです。
最新情報は、取引システム上でご確認ください。

よくある質問

オールセッションとは何ですか?

オールセッション株式取引は、IG証券独自の時間外取引サービスのひとつです。立会時間以外の時間帯に、一部の米国株式銘柄を取引いただくことができます。銘柄名に「オールセッション」または「All Session」と銘柄が対象です。

時間外とはいつのことですか?

米国株の通常取引時間(立会時間)は、日本時間の23時半から翌朝6時までです。この前後の時間のことを指します。

・プレマーケット(立会時間前の時間帯)

日本時間18:00~23:30

(米国夏時間の場合は17:00~22:30)

・アフターマーケット(立会時間後の時間帯)

日本時間の翌6:00~翌10:00(金曜日は翌7:00まで)

(米国夏時間の場合は翌5:00~翌9:00。金曜日は翌6:00まで)

平日に保有したままのポジションが週末に動くことはありますか?

通常のポジションは週末に値が動くことはありません。また、平日に保有したまま週末を迎えたポジションは、週末のマーケットがオープンしても週末の取引ポジションに持ち越されることはありません。

しかし、月曜日の早朝に週末の市場が閉じた後、週末のポジションを残したままにしておくと、市場が開いたときに通常の平日のポジションにロールオーバーされ、逆指値注文や指値注文もそのまま残ります。

時間外取引はどのようにすればいいですか?

プレマーケットとアフターマーケットのセッション時間中に、通常の立会時間と同じように取引システムから行うことができます。

市場が開く前や時間外に株価が急騰することがあるのはなぜですか?

株式やその他の資産の価格は、取引時間外取引のニュース速報や企業の決算報告などを受けて急騰したり、変動が大きくなったりすることがあります。プレマーケット取引とアフターマーケット取引を利用した取引は、お客様のリスク選好度に応じてご自身でご判断ください。

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