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レバレッジなしの場合
レバレッジ取引の場合
維持証拠金とは
維持証拠金とは、取引を維持するために必要な資金のことです。証拠金または預け保証金と呼ばれることもあります。これは、お客さまが被る可能性のある潜在的損失を全部あるいは一部カバーするために、プロバイダー(証券会社など)により要求されます。
証拠金は、直接資産を購入するのにかかるコストの何分の一かの額ですが、日本国内の法令では資産クラスごとに最低の維持証拠金率が設定されています。同じ資産クラスの銘柄であっても、流動性が高い市場や変動の少ない市場においては少額の証拠金(例えば、5%)で済む一方、変動の激しい市場ではより高額の証拠金が必要になります。
ポジションが予想に反して変動した場合、追加の証拠金の支払いが要求されるケースもあります。(マージンコールについてはこちら)
レバレッジの仕組み
レバレッジの仕組みを、レバレッジのない取引と比較しながら見ていきましょう。
1. レバレッジのない取引の場合
レバレッジ取引について理解するために、まずは外貨両替などの、レバレッジなしの通貨取引の例を見てみましょう。レバレッジなしの取引の場合は、初期資金として出した金額と同じ額を運用することになります。
わかりやすくするために、ここではドル円(USD/JPY)= 100円で計算し、両替手数料などは省きます。1ロット(1万通貨単位)分購入する場合には、100 × 10,000 = 100万円 が必要です。
100万円で購入後、ドル円が102円に上がった時点で売却しました。結果、102万円-100万円=2万円の利益となりました。
レバレッジなしで100万円分の取引をするためには、100万円の資金が必要です。
2. レバレッジ取引の場合
同じ例で、レバレッジを使った取引(FX取引)の場合を見てみましょう。
IG証券のFX取引の維持証拠金率は4%です。上の例と同じく、ドル円(USD/JPY)=100円とします。これを1ロット(1万通貨単位)取引する場合には、100 × 10,000 × 0.04 = 4万円の維持証拠金率が必要です。
4万円の維持証拠金をもとに、FXで1ロット分のドル円買いポジションを保有しました。ドル円が102円になった時点で決済した結果、102万円-100万円=2万円の利益となりました。
レバレッジを使うと、100万円分の取引を4万円で始めることができます。
このように、同じ100万円の取引を行うのに、レバレッジなしの場合には100万円が必要ですが、レバレッジありの場合は4万円という少ない初期資金で始めることができるということです。
レバレッジの比率は、取引する資産クラスにより異なります。例えば、FXは25倍(取引総額の4%)、株式CFDはレバレッジ5倍(同20%)、株価指数CFDはレバレッジ10倍(同10%)の取引が可能です。
レバレッジ比率について詳しくはページ下の「レバレッジ比率」セクションをご覧ください。
レバレッジ取引は便利な一方で、相場が予測しない方向に動いた場合には、損失も拡大してしまうことを覚えておきましょう。レバレッジ取引を始める際には、リスク管理をしっかりと行うことがとても大切です。
IG証券でレバレッジ取引が可能な資産クラス
IG証券では、1つの取引システムですべての提供銘柄を取引いただくことが可能です。
- FX
FXの取り扱い通貨ペア数は約100。ドル円、ユーロドルなどのメジャーな通貨ペアから、ユーロズロチ、レアル円など取り扱い会社が少ない通貨ペアまで、幅広く取り扱っています。 - 株式CFD
国内の株式銘柄だけではなく、米国、英国、ドイツなど世界の株式を1株から取引することが可能です。 - 株価指数CFD
日経平均株価、NYダウ、S&P500のほか、世界の株価指数を取り扱い。IG証券では24時間お取り引きが可能です。 - 商品CFD
原油、金、小麦など、さまざまな商品銘柄もお取り引きいただけます。期限なしの取引、期限ありの取引からお好みのスタイルでお選びください。
レバレッジ比率の違い
レバレッジの比率は、資産クラスによって異なります。日本国内では、法令によりそれぞれの資産クラスで何倍までレバレッジがかけられるかが定められています。IG証券で取引可能な銘柄のレバレッジ比率は、次の通りです。
レバレッジなし | レバレッジあり | |||||
資産クラス | ー | 株式CFD | 株価指数CFD | 商品CFD | FX | 債券先物CFD |
レバレッジ | 1倍(レバレッジなし) | 5倍 | 10倍 | 20倍 | 25倍 | 50倍 |
維持証拠金(例) | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
動かせる金額の例 (エクスポージャー) |
1万円 | 5万円 | 10万円 | 20万円 | 25万円 | 50万円 |
レバレッジを利用するメリットとデメリット
レバレッジ取引は便利な半面、注意すべき点があります。メリットとデメリットをしっかりと認識しておきましょう。
レバレッジのメリット
- 資金効率がよい:取引したいポジションの総額の、数分の1程度の資金でポジションを保有することができます。利益はポジションの総額を使って計算されるため、レバレッジにより取引の利益を拡大させることができます。
- 分散投資につながる: レバレッジを利用することで、取引維持に必要な資金が少ない分、他の投資に資金を充てることができます。
- 売り取引が可能:株式や金などの現物商品は「購入」し、価格が上がるのを待ちますが、レバレッジ商品では現物を保有しないので、「売り取引」から開始することが可能です。そのため、上昇する市場からだけでなく、下落する市場からも利益を得ることができます。
- 24時間取引可能:取引時間は市場によって異なりますが、主要な指数や為替市場など、特定の市場は24時間取引可能です。
レバレッジのデメリット
- 損失の拡大:レバレッジ取引は、利益だけでなく損失も拡大させる可能性があります。また、現物取引(レバレッジなしの取引)に比べて取引の維持に必要な資金が比較的少ないため、リスクにさらしている資金の額を忘れがちです。保有しているポジションの総額と損失の可能性を常に考慮し、リスク管理のための対策を取っておきましょう。
- 株主優待がない: レバレッジ取引を行う場合、「実際に資産の所有権を得る」というメリットを放棄することになります。そのため、例えば株式CFDのポジションを保有していても、自社商品などの株主優待を受けることはできません。また、配当金の代わりに、保有しているものが売りポジションか買いポジションかによって、その金額が口座に加算または減算されることになります(配当相当額についてはこちらをご覧ください)。
- ファンディングコスト:レバレッジを使用する場合、お客さまは事実上、フルポジション(レバレッジがなかった場合の価格)を建てるための資金を貸与されていることになります。そのため、日をまたいでポジションを保有し続ける場合には少額のコスト(ファンディングコスト)がかかります。ファンディングコストについて詳しくは、「取引コスト」のページをご覧ください。
レバレッジのリスク管理
レバレッジは、利益・損失の両方を増幅させることを覚えておきましょう。利益の拡大が期待できる一方で、潜在的損失が維持証拠金を上回ることもあります。これは、維持証拠金はポジションの数%であっても、利益・損失額はポジション全体の価値に基づいて計算されるためです。
そのため、保有ポジションを管理する際には、証拠金額のみでなく総取引額で考えることをお勧めします。潜在的損失を十分にカバーする準備ができるまでは、レバレッジ投資を行うべきではありません。
レバレッジのリスク管理には、次のような方法があります。
逆指値注文
ポジションに逆指値注文を設定すると、価格が不利に動いた場合の損失を限定することができます。しかし、市場の動きは速いため、特定の条件下では設定した価格で逆指値注文が約定しないこともあるので注意が必要です。
ノースリッページ注文
逆指値注文と同じように機能しますが、スリッページが発生した場合にも、設定したレベルで約定することが特徴です。ノースリッページ注文で注文が約定された場合にのみ、ノースリッページ保証料が徴収されます。
強制ロスカット水準を把握
IG証券の強制ロスカット水準を事前にしっかり把握しておきましょう。
詳細は「強制ロスカット」にてご確認ください。
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