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リスク管理について考えてみましょう
IG証券のCFD取引では、世界中のさまざまな金融商品をほぼ24時間お取引いただけます。相場が上昇しているときでも下降しているときでも収益チャンスを追及できる多様な銘柄と取引ツールを提供し、お客さまの利益を最大化するよう努めております。
しかし一方で、大きな損失が発生する可能性があることも事実です。リスクを回避し大切な資金を守るためには、お客さまご自身の「リスク管理」が非常に重要となります。お取引の際は、投資方法とリスク許容度を十分に考慮し、資金と気持ちに余裕を持ったトレードを心掛けましょう。
CFD取引におけるリスクとは
CFD取引には多くのメリットがある一方、注意すべきリスクも存在します。主なリスクには、市場リスク、レバレッジの影響、準備不足、心理的な影響があげられます。
リスクの例と主な対策方法
取引を始める前に、起こりうる具体的なリスクと、軽減するための対策をチェックしておきましょう。さまざまなリスクを想定し事前に対策を取っておくことは、リスク管理における基本です。
リスクの内容 |
原因 |
対策 |
維持証拠金以上の損失を出してしまう | CFD取引はレバレッジ取引です。手持ち資金の数倍から数十倍のポジションを保有できる一方、市場が予測と反対に動いた場合、損失は口座内の証拠金額よりもはるかに大きくなる可能性があります。 | 逆指値注文を使用し、損失の許容範囲で決済価格を事前に設定しておくことで、予想外の損失を防ぐことができます。 |
保有ポジションが、強制的に決済されてしまう | 取引を継続するためには、お客さまの口座に一定額の資金が入金されている必要があります。これは維持証拠金と呼ばれ、お客さまの口座残高が一定水準(維持証拠金率)を満たさなくなった場合は、お客さまの損失拡大を防ぐためにポジションが強制決済されることがあります。 | 取引システム上やアプリ上でこまめに証拠金残高を確認し、必要に応じて資金を追加しておきましょう。 |
予想外の損失を出してしまう | 市場は、企業の決算や経済指標の発表やイベント、また他のトレーダーの行動などに反応して予想外の値動きをすることがあり、お客さまの保有ポジションに大きな影響を与える可能性があります。 | 逆指値注文を設定するだけでなく、プライスアラートを設定することで、大きな値動きがあった際に通知を受信し、適切な対応を行うことができます。 |
逆指値注文が設定したレートで約定されない | 価格が瞬時に変わる市場の急変動時には、注文した価格よりも不利なレベルで約定されることがあります。これをスリッページといいます。 | IG証券独自のソリューションである「ノースリッページ注文」は、指定した損切価格にてスリッページなしで約定することができます。ノースリッページ注文によってポジションが決済されなければ保証料はチャージされません。 |
IG証券で利用可能なリスク管理ツール
逆指値注文
逆指値(ストップ)注文を設定すれば、価格が不利な水準に達した場合に自動的に損切注文が執行されます。損失を最小限に抑えたいときに使われる注文方法です。
※ただし、スリッページが発生する可能性があります。スリッページリスクを完全に排除したい方はノースリッページ注文をご利用ください。
指値注文
指値(リミット)注文を設定すれば、価格が有利な水準に達した場合に自動で取引が執行されます。利益を拡大させたいときに有効な注文方法です。
トレーリングストップ
トレーリングストップは、逆指値注文を市場動向に即してアップデートするため、相場のトレンドが反転したときに決済機会を逃しません。
※ただし、スリッページが発生する可能性があります。スリッページリスクを完全に排除したい方はノースリッページ注文をご利用ください。
ノースリッページ注文
相場急変時でも100%指定レートで約定するノースリッページ注文。わずかな保証料(注文が約定された時のみに徴収)でご利用いただけます。
※新興国通貨ペアではお取引できない場合がございます。詳しくはヘルプデスクにお問い合わせください。
アラート機能
保有中のポジションや気になる銘柄が指定のレートに達した際にアラート(通知)が届きます。プライスアラートのほか、テクニカル指標アラートもご利用いただけます。
ロスカット
口座の残高が一定の割合(維持証拠金率)を下回った場合、損失の拡大を防ぐために保有ポジションが強制的に決済されます(強制ロスカット)。強制ロスカットを回避するためには、証拠金残高をこまめに確認する必要があります。
マージンコール
マージンコールとは、証拠金残高(お預かりしている証拠金)に未実現損益を加算した「証拠金有効残高」が、維持証拠金を下回った(100%を割り込んだ)時点でお客さまに送信される注意喚起メール(1日1回のみの送信)のことです。マージンコールメールを受信されたら、速やかに取引口座の状況をご確認ください。
※何らかの問題によりお客さまがマージンコールメールを受信できない場合もございます。メールを待たずに、取引画面にて証拠金残高をご確認いただきますようお願いいたします。
その他
IG証券では指値注文・逆指値注文をご利用いただけますが、それらを組み合わせた「IfDone注文」「OCO注文」「IfDoneOCO注文」を設定することもできます。
詳しくはページ下の「よくある質問」をご覧ください。
健全なお取引のために
FXおよびCFD取引において、マーケットの急変動は代表的なリスクの一つです。急変動を引き起こす要因はさまざまであり、事前に予測することは困難です。
マーケットの急変動リスクを軽減する方法として、IG証券では指値注文・逆指値注文の活用を推奨しています。これらのリスク管理ツールを活用することで、予期せぬ変動リスクに直面しても想定外の損失を回避することができるからです。
1. 常に逆指値注文を設定する(損切り)
FX・CFD取引で重要なリスク管理の手段として、逆指値注文(ストップ注文)があります。
逆指値注文とは、指定のレートに達した際に、自動的に清算される注文のことです。主に、保有しているポジションの損失を限定したい場合に使います。
新たなポジションを保有する際、逆指値注文を設定することをおすすめします。逆指値注文が設定されていない場合、市場が予測と反対に動いた時に損失額が増大する危険性があるからです。例えば、10万円の利益を目標に取引を始めたトレーダーが、逆指値注文を出さなかったことで、20万円の損失を被ったといった話はよくあります。
このようなシナリオにならないためにも、「新たにポジションを保有するときには逆指値注文を設定する」という簡単なルールを忘れずに実行してみて下さい。
2. 常に指値注文を設定する(利食い)
逆指値注文を設定するのと同様、指値注文(リミット注文)も設定することをおすすめします。
その理由は、逆指値注文を出す場合と似ています。利益がでているポジションを保有している場合は、急いで利益を確定してしまいがちです。指値注文を出すことで、好機を待てずに早々に利益を確定してしまうリスクを回避することができます。
もちろん、早すぎる利食いをせず、市場をよくモニターし、タイムリーな瞬間をねらって利益を得る自信がある方なら、逆指値注文だけを出すのも手です。
3. リスク・報酬比率がプラスになるよう取引する
リスク・報酬比率(リスク・リワード・レシオ)が、いつもプラスになるような取引を心がけて下さい。
「プラスのリスク報酬比率」 とは、「取引で得たいと思う金額が、その取引で失ってもかまわない金額と同じかそれ以上である」ということです。すべての取引で「1:1」以上(たとえば1.5:1、2:1など)のリスク・報酬比率をおすすめします。
初心者やパフォーマンスの低いトレーダーの多くは、リスク・報酬比率がマイナスになっています。30 ポイントの勝ち取引が5つと200 ポイントの負け取引がひとつあった場合、勝ち負けでは5勝1敗でも、結果的には50ポイント失うことになります。
報酬とリスクを管理するもっとも簡単な方法は、先に紹介した逆指値注文と指値注文を用いることです。
4. 過大な取引をしない
相場が思惑とは逆に動く、ということはよくあります。保有ポジションが含み損を抱えているときに、さらにポジションを増やして平均投資コストを下げる取引(一般的にナンピンと呼ばれます)はあまり有効な戦略とは言えないケースがほとんどです。
5. マーケットを追いかけない
デイトレーダーや短期間のトレーダーであるなら、通常は「マーケットを追いかけない」ことをおすすめします。たとえば、ユーロの買い相場において、 すでに始値から150ポイント上昇しているような当日の最高値で買うべきでないということです。
その理由として、相場の変動に影響するような重大な出来事が起きない限りは、多くの場合、新しいポジションを注文するのによいタイミングがまた訪れるものです。マーケットを追いかけているときによくあるのは、新人トレーダーが損失分を取り戻そうとして逆のポジションをとり、パニック状態で買ったり売ったりすることです。意に反して高値で買い続けてしまうか、安値で売り続けてしまうのです。こういった状況にならないよう注意して下さい。
6. 最後に
成功する秘訣は、コントロール、自律性、忍耐、そして堅実さの4点です。この意識をもって取引をすれば、外国為替証拠金取引は、素晴らしい収益をあげることのできる投資手段です。
あくまで、お客さまのお取引はご自身の判断で行っていただくものではありますが、このガイドラインが、みなさまにとって、有益なものとなることを心から願っています。
リスクをコントロールするために
先にご紹介したさまざまなリスク管理ツールを活用するほかにも、リスク管理のためにできることがあります。
「IGアカデミー」で知識を付ける
初心者から経験者まで、無料でお使いいただけるオンライン学習コースです
アナリストの分析をチェック
IG証券では、アナリストが日々最新のレポートを更新しています
取引プランを作成する
トレードを始める前にプランを作成しておくことで、リスクを軽減させましょう
よくある質問
取引システム上で利用できる注文方法には、どのようなものがありますか?
IG証券の取引システムでは、以下の注文方法がご利用いただけます。
- レート優先注文(マーケット注文)
- レート優先注文(マーケット注文)のワンクリック取引
- リーブオーダー
- 指値(リミット)注文
- 逆指値(ストップ)注文
- スリップ許容注文
- 成行注文(ロット優先注文)
- トレーリングストップ注文
- IFDone注文
- OCO注文
- IFDoneOCO(IFO)注文
- 一部約定オプション(注文済み全ロット数のうち、注文可能なロット数をすべて約定できる機能)
レート優先注文(マーケット注文)の出し方を教えてください。
取引システム上で「成行注文」を選択のうえ、スリッページ許容値を「0」に設定してください。「注文確定」をクリックすると、レート優先注文が発注されます。
レート優先注文(マーケット注文)のワンクリック取引の方法を教えてください。
ワンクリック取引を有効にするには、取引システムの右にある「ワンクリック」のボタンをオンにしてください。
お気に入りまたはチャートからワンクリックで直接発注(成行注文)します。チャート上のポジションの清算ボタンをクリックすると、直ちに成行注文で清算されますのでご注意ください。
現在の取引設定がワンクリック取引に適用されます。ご注文は即時に証拠金チェックが行われ、即時に約定されます。
IFDone注文の出し方を教えてください。
「IFDone注文(イフダン注文)」とは、ポジションの新規注文と、決済注文としての指値/逆指値注文を同時に出せる注文方法です。例えば、「価格が〇〇〇円になれば新規で買い、そのあと△△△円になれば決済する」といった条件付きの注文を出したいときに使うことができます。
新規指値注文もしくは新規逆指値注文に対して、決済の指値注文もしくは逆指値注文を同時に設定する方法です。
取引チケット画面のIFDを選択し、決済設定の指値欄または逆指値欄に、注文レートから清算希望価格までの値幅を指定して発注ができます。
OCO注文の出し方を教えてください。
OCO注文とは1つのポジションに対して、指値注文と逆指値注文を同時に出す手法です。指値・逆指値のどちらかが約定した際にはもう一方の注文はキャンセルされます。
「保有ポジション」画面から、「指値・逆指値」欄に決済希望価格を指定することで発注ができます。
※新規ポジション注文時に付加することはできません。
IFDoneOCO(IFO)注文の出し方を教えてください。
新規指値注文もしくは新規逆指値注文に対して、決済の指値注文と逆指値注文を同時に設定する方法です。
取引チケット画面のIFOを選択し、決済設定の指値欄と逆指値欄に、注文レートから清算希望価格までの値幅を指定して発注ができます。
予約注文中(リーブオーダー)の注文内容を変更するにはどうしたらいいですか。
「予約注文」画面で変更したい銘柄の変更したい項目を選び、希望価格を入力します。
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IGグループは50年の歴史を持ち、日本では15年以上にわたりサービスを展開しています。
1 ただし、スリッページが発生する可能性があります。スリッページリスクを完全に排除したい方はノースリッページ注文をご利用ください。
2 新興国通貨ペアではお取引できない場合がございます。詳しくはヘルプデスクにお問い合わせください。