優良株とは
優良株とは、収益性や財務の健全性において高い安全性を確保している企業の株式のことをいいます。優良株の定義は各取引所によって様々です。しかし、優良株と見なされる企業の株式は、その企業が属するセクター内では最上位もしくはそれに近いポジションにあります。
ユウリョウカブ・優良株の定義
優良株一覧（米国企業）
以下は、アメリカの株式市場で優良株に分類される株式の一覧です。時代の変化により変遷はありましたが、近年ではハイテク企業が優良株として考えられる傾向があります。
- Apple
- Coca-Cola
- Disney
- IBM
- Johnson & Johnson
- Microsoft
- Nike
- Pfizer
- Verizon
- Wal-Mart
優良株の長所と短所
優良株の長所
優良株の企業は時価総額が大きく、セクター内で一定のポジションにあることから安定した収益を上げています。また、配当性向も高い傾向にあるためリスクが低いと見なされます。対照的にベンチャー企業の株式は優良株とは対極にあります。
優良株の短所
一般的に優良株は、安定的な利益を確保するための投資対象です。しかし、企業の不正やスキャンダル等が報じられると、いくら優良株でも急落するリスクに直面します。発生した問題に対して企業が適切に対応しない場合、倒産するリスクもあります。
また、優良株は安定的であると多くの投資家から考えられているがゆえに、日々の価格変動は狭くなる傾向にあります。このため、短期で収益を確保したいデイトレーダーは、大きな価格変動が望める株式を売買した方が良いでしょう。
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