MACDとは
MACDは、相場の勢いを確認するためのテクニカル指標です。2本の移動平均線の動向で相場の状況を判断します。相場が上昇しすぎて加熱のシグナルが示現する場合は売り、逆に売られすぎのシグナルが示現する場合は買いを仕掛けます。
2つの移動平均線が近付いている状況を「収束」といいます。逆に拡大している時は「拡散」といいます。
MACDを使用する際は、以下3つの点に注目する必要があります。
- 2つの移動平均線(MACDラインとシグナルライン)の動向
- 売られすぎ/買われすぎのシグナル
- MACDとシグナルの差を表すヒストグラム
MACDでは、価格の変化に敏感なMACDラインがシグナルラインを下から上にブレイクした時に買いのシグナルが示現したと考えます。一方、MACDラインがシグナルラインを下にブレイクした時に売りシグナルが示現したと考えます。また、MACDは2つの移動平均線の差をヒストグラムで表示します。