What is the news?
2017/9期3Qは、売上高が前年同期比7.2%増の454.08億USD、営業利益が同6.6%増の107.68億USD、純利益が同11.8%増の87.17億USDとなった。調整後EPSは1.670USDと市場予想の1.572USDを上回った。主力のiPhone、iPadやMacの販売は増収となったほか、アプリ、クラウドサービスなどのサービス事業は堅調に推移した。地域別では、中国は同9.5%減収となったが、米州、欧州、アジア太平洋地域(中国と日本を除く)で売上高がそれぞれ2桁の伸びと好調だった。
製品別で、主力機種「iPhone」の販売台数は前年同期比1.5%増の4,102.6万台と増加し、「iPhone」の売上高が同3.3%増の248.46億USDと全体の54.7%を占めている。「iPad」の販売台数は同14.8%増の1,142.4万台、売上高が同1.9%増の49.69億USDと増収を確保した。「Mac」の販売台数は1.0%増の429.2万台、売上高が同6.7%増の55.92億USDとなった。また、「Digital Content and Services」、「Apple Care」、「Apple Pay」などを含むサービスの売上高は同21.6%増の72.66億USDとなった。一方、「Apple TV」、「Apple Watch」、「Beats」などを含むその他製品の売上高は同23.3%減の27.35億USDとなった。
How do we view this?
同社は2017/9期4Q(7-9月)の業績見通しについて、売上高が490億-520億USDを予想し市場予想を上回った。9月にも発売が予想される新型「iPhone」について、同社は力強い販売を見込んでいる模様。通期の市場予想は、売上高が前期比4.6%増の2,255.52億USD、純利益が同1.7%増の464.69億USDである。
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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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