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2017/12期1Qは、売上高が前年同期比49.2%増の80.32億USD、営業利益が同65.5%増の33.27億USD、純利益が同76.6%増の30.59億USDとなった。調整後EPSは1.304USDと市場予想の1.117USDを上回った。動画広告や携帯端末向け広告が伸び、収益を押し上げた。人件費、研究開発費やマーケティングの費用は膨らんだが、増収で吸収した。
事業別では、課金手数料収入は前年同期比3.3%減の1.80億USDとなった。一方、主力の広告事業は同51.1%増収の78.57億USDとなった。特にモバイル広告事業全体の広告収入は大幅増収となった。
地域別では、4地域全て増収となった。主力の米国&カナダの売上高は前年同期比44.8%増の39.68億USDと全体の49.4%を占めた。欧州は同45.8%増収の19.05億USD、その他地域は同65.8%増収の7.84億USDと好調だった。前期の増収率が2桁であったアジア・パシフィックは同5.2%増収の13.75億USDに留まった。
1Qのデイリーユーザー数は前年同期比17.8%増の12.84億人、月間ユーザー数は同17.0%増の19.36億人となった。このペースで成長が続けば、2017/4-6期の月間ユーザー数は20億人を超える可能性がある。地域別の月間ユーザー数増加率では、米国&カナダが5.4%、欧州が6.3%となり、アジア太平洋が26.5%、その他地域は18.6%と好調に伸びた。
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同社は、実世界にバーチャルなアイテムを重ね合わせる機能について、眼鏡型AR(拡張現実)端末で技術的に可能になるのを待つのではなく、スマホのカメラを活用する方針を示しており、ARの拡充策に注力している模様。2017/12通期の市場予想は売上高が前期比39.3%増の385.07億USD、純利益が同40.7%増の143.30億USDである。
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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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