What is the news?
2017/12期2Qは、売上高が前年同期比32.3%増の27.85億USD、営業利益が同4.6%増の1.28億USD、純利益が同60.8%増の6,560万USDとなった。ただ、調整後EPSは0.150USDと市場予想の0.156USDをやや下回った。動画配信の利用者が順調に増加し、業績に寄与した。2Qの利用者数は前年同期比520万人増と従来計画の同320万人増を上回った。そのうち米国の利用者数は同107万人増、海外利用者が同414万人増となり、2017/6末時点の世界総利用者数は1億395万人となった。
事業別では、主力の動画配信サービス事業の売上高は前年同期比35.9%増の26.71億USDと全体の95.9%を占めた。そのうち米国内の動画配信サービスが同24.6%増収の15.05億USD、海外の動画配信サービスが同53.7%増収の11.65億USDと何れも好調に推移した。一方、米国内のレンタルDVD事業「DVD-by-mail」は同18.0%減収の1.14億USDとなった。
2Qは「Stranger Things」、「The Crown」や「House of Cards」など人気ドラマのシリーズが業績に貢献した。また、同社はグローバルネットフリックス、コメディ、ドキュメンタリー、フィーチャー映画や子供向けシリーズといったオリジナルシリーズを増やし、配信コンテンツを充実した。3Qの新規利用者数や売上に寄与するとみられる。
How do we view this?
2017/12期3Q(7-9月)の会社計画は、利用者数は前年同期比440万人増の1億835万人と市場予想を上回る見通し。また、会社は売上高が同29.7%増の29.69億USD 、純利益が同2.8倍の1.43億USDを見込んでいる。通期の市場予想は、売上高が前期比29.6%増の114.42億USD、純利益が同2.7倍の5.10億USDである。
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フィリップ証券リサーチ部アナリスト袁鳴
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