What is the news?
2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比8.6%増の160.66億USD、純利益が同50.3%増の44.54億USD。調整後EPSは0.66USDと、市場予想の0.64USDを上回った。データセンター向けCPUやAI、自動運転向けなどの「データセントリック・ビジネス」が好調に推移。同分野の売上高は全体の49%を占めた。データセンター部門ではAIワークロード向けを含め「インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー」の導入が伸びたほか、強いストレージ需要を追い風に不揮発性メモリー部門が牽引した。その他でも、プログラマブル・ソリューション部門はOEMサーバーにFPGAアクセラレーションの新デザインが採用され、IoT部門も小売業向けやスマートビデオ向けの引き合いが高まるなど堅調に成長した。
事業セグメント別の業績は以下の通り。コンピューター端末部門は、売上高が前年同期比3.1%増の82.20億USD、営業利益が同7.9%減の27.91億USD。データセンター部門は、売上高が同23.7%増の52.34億USD、営業利益が同75.0%増の26.02億USD。IoT部門は、売上高が同16.5%増の8.40億USD、営業利益が同2.2倍の2.27億USD。不揮発性メモリー部門は、売上高が同20.1%増の10.40億USD、営業利益が▲8,100万USDと前年同期の▲1.29億USDから赤字幅縮小。プログラマブル・ソリューション部門は、売上高が同17.2%増の4.98億USD、営業利益が同5.4%増の9,700万USD。その他は、売上高が同59.4%減の2.34億USD、営業利益が▲11.66億USDと前年同期の▲9.54億USDから赤字幅拡大。
How do we view this?
2018/12期2Q(4-6月)の会社計画は、売上高が158-168億USD、売上高営業利益率が28%、EPSが0.80-0.90USD。通期会社計画は、売上高が674-676億USD、営業利益率が29%、EPSが3.60-3.98USD、設備投資が140-150億USD。通期市場予想は、売上高が前期比7.5%増の674.52億USD、純利益が同83.1%増の175.78億USD。ボブ・スワンCFOによると、データセンター部門では出荷数量だけでなくデータセンターを効率的に運用するための高性能の半導体を導入する動きが広がっており、平均単価が前年同期比7%上昇したという。2Qもこの傾向が続く見通しだ。
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本レポートの作成者:公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員 庵原浩樹
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