マイクロソフト株、時間外で下落 売上高見通しが市場予想に届かず
27日の米株式市場の時間外取引でマイクロソフトが一時、終値から2%超下げた。決算説明会で示した10~12月期の売上高見通しが市場予想を下回ったことが材料視された。
27日の米株式市場の時間外取引でマイクロソフト<MSFT>が下落した。通常取引終了後に発表した2020年7~9月期決算が好調な内容となり、一時、終値(213.25ドル)を上回る水準で取引された。しかし、その後の決算説明会(カンファレンスコール)で示した10~12月期の売上高見通しが予想を下回ると、下げに転じた。
米東部夏時間午後5時半からの決算説明会で、エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は10~12月期の全体の売上高を395億~404億ドルと予想していると述べた。
中心値は399億5000万ドルで、市場予想の404億3000万ドルに届かなかった。フッド氏によると、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のライセンス収入の減少が響く可能性がある。
株価はこれを受け、一時終値を2%超割り込み、1.66%安の209.70ドルで終えた。
7~9月期決算は純利益が前年同期比30%増の138億9300万ドル、売上高は12%増の371億5400万ドルだった。いずれも市場予想を上回った。
テレワークの浸透でクラウドサービス「Azure(アジュール)」が48%の増収となり、全体をけん引した。Azureは前四半期も47%の増収で、力強い伸びを維持した。市場は44%程度の増収を予想していた。
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