ロゼッタが急反発、一時10%高 いちよしが目標株価6000円
・投資判断「買い」で開始
・20年2月期業績予想を上方修正
22日前場の東京株式市場でマザーズに上場する自動翻訳サービスのロゼッタ<6182>が急反発。いちよし経済研究所が同社株の目標株価を6000円に設定したことが好感されている。
前場終値は前日比225円(6.44%)高の3720円。値上がり率はマザーズ上場銘柄で9位。一時、10.16%高の3850円まで買われた。
いちよし経済研究所は21日付で 同社株の投資判断を「A(買い)」として調査を開始。3段階評価ので最上位に相当する。
人工知能(AI)を使った翻訳サービス事業の新規受注が堅調に拡大しているとし、また翻訳の精度が高く安定成長が見込めるとの見方を示した。さらに翻訳データの蓄積に加え、大手企業との共同開発の実施で、顧客の積み上げが続くと想定した。
いちよしはロゼッタの2020年2月期業績予想を上方修正して売上高43億円、営業利益9億1000万円とした。前期比でそれぞれ48%増、2.7倍となる。
3~5月期決算
ロゼッタが7月に発表した20年2月期第1四半期(3~5月期)の連結業績は、営業利益が1億7000万円、純利益は1億1000万円で、前年同期比でそれぞれ3.9倍、3.1倍となった。AI翻訳ツールを手掛ける事業がけん引した。
20年2月期通期業績予想は非開示だが、売上高29億800万円、営業利益3億3800万円だった19年2月期を超えるとの見方を示している。
目標株価
いちよしは、フェアバリューとするロゼッタの株価は6000円と分析とした。
ロゼッタの株価は4月に年初来高値の4995円を付けた後、もち合いを継続している。ただ、下値は26週移動平均線に支えられている。
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