セールスフォース株、時間外で一時14%高、通期業績予想引き上げ
セールスフォース株が25日の時間外取引で一時、14%超上昇。引け後に発表した5~7月期決算は売上高が予想を上回った。21年1月期通期の業績予想も引き上げた。
25日の米株式市場の時間外取引で顧客情報管理(CRM)ソフトウェア大手のセールスフォース・ドットコム<CRM>が大幅高。一時、通常取引終値を14%超上回った。同日引け後に発表した2020年5~7月期決算は売上高が予想を上回り、また21年1月期通期の業績見通しを引き上げた。
通常取引は前日比7.59ドル(3.64%)高の216.05ドルで終えた。時間外取引の終値は29.05ドル(13.45%)高の245.10ドル。
セールスフォース株は31日付でダウ工業株30種に採用される。
5~7月期の売上高は前年同期比29%増の51億5100万ドルとなり、市場予想の49億ドルを上回った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い企業の在宅勤務の導入が進み、セールスフォースのサービスを利用する企業が増加した。
クラウド関連が好調で、営業管理・顧客サポート用ソフト「Sales Cloud」の売上高が13%増の12億8000万ドルとなった。顧客サービス管理用ソフト「Service Cloud」は約20%増の13億ドルだった。
セールスフォースが昨年、157億ドルで買収したタブローソフトウェアを含む部門「Platform and Other」の売上高は約66%増の15億1000万ドルだった。
純利益は28.8倍の26億2500万ドル。一時利益を約20億ドル計上している。特別項目を除く1株あたり利益は1.44ドルとなり、市場予想の0.67ドルを上回った。
業績見通し
21年1月期通期の売上高見通しは207億~208億ドルとし、従来見通しの最大200億ドルから引き上げた。市場予想の200億7000万ドルを上回る。通期の特別項目を除く1株あたり利益見通しも3.72~3.74ドルに上方修正した。市場予想は2.96ドル。
8~10月期の売上高予想は52億4000万~52億5000万ドルで、市場予想の50億1000万ドルを上回る。一方、特別項目を除く1株あたり利益見通しは0.73~0.74ドルで、市場予想の0.77ドルを若干下回る。
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