レオパレス株、英ファンドのオデイが保有削減 15.46%に
・保有比率16.86%からの引き下げ
・30日の株価は動意薄
英資産運用会社のオデイ・アセット・マネジメントが、レオパレス21<8848>株式の保有比率を16.86%に15.46%に引き下げたことが明らかになった。27日受付で関東財務局に大量保有の変更報告書を提出した。
株券等保有割合の1%以上の減少が報告書の提出理由。報告義務発生日は20日。保有目的は引き続き「純投資」としている。
オデイによるレオパレス株の大量(5%以上)保有が明らかになったのは昨年8月。昨年末までに7.21%まで保有比率を引き上げた。その後、レオパレスのアパート物件に施工不良が発覚して問題になるなか、一部売却する場面があったものの、7月19日付の報告書で16.86%に引き上げていた。
このほかの投資会社の動向としては、アルデシアインベストメントが6日に提出した報告書で、レオパレス株の保有比率を15.09%に引き上げたことが明らかになっている。これ以降、動きは出ていないが、アルデシアの保有比率はオデイに次ぐ規模になる。
旧村上ファンド系の投資会社レノもアルデシアと同日に報告書を提出。共同保有者を含む保有比率を16.18%から10.55%に削減したことが明らかになった。
30日の東京株式市場でレオパレスは前週末比変わらずの254円で引けた。27日は前日比2.31%下落していた。
レオパレス21 日足・出来高チャート (出所: IG証券)
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