テラ株が一時16%高、受取保険金を営業外収益として計上へ
4日前場の株式市場で創薬ベンチャーのテラが大幅に反発。一時16%高となった。受取保険金を10~12月期に営業外収益として計上すると発表したことが材料視されているもよう。
4日前場の株式市場でジャスダックに上場する創薬ベンチャーのテラ<2191>が大幅に反発。一時16%高となった。受取保険金1000万円を10~12月期に営業外収益として計上すると発表したことが材料視されているもよう。
午前10時57分現在、前日比61円(14.66%)高の477円で推移している。一時、16.83%高の486円まで買われた。
テラは3日の取引終了後に「営業外収益の計上に関するお知らせ」と題したプレスリリースを発表。2010年頃から加入していたマネジメントリスクプロテクション保険(会社役員が業務遂行上の過失等を理由とする法律上の損害賠償責任に関わる損害を補償する保険)に基づく保険金が11月30日に1000万円入金され、10~12月期に受取保険金として計上する見込みとしている。
この営業外収益は、21年2月中旬頃に発表する20年12月期決算において織り込む予定という。
東京証券取引所が1日、特別損益の計上などを適時に開示していなかったとして、改善報告書の徴求および公表措置を実施すると発表したことについて、これまでにテラから発表はない。
1日の取引終了後の東証の発表を受け、2日と3日の株式市場でストップ安まで下落した。
テラのプレスリリースによると、同社は子会社を通じてメキシコ・イダルゴ州で新型コロナウイルス感染症の治療薬の開発に携わっている。
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