アップル株、191ドルまで上昇の可能性 iPhoneに買い替え需要─調査
アップルの目標株価の引き上げが続いている。スマートフォン「iPhone」に対する強気の見通しを受けたもので、一部では191ドルまで上昇するとの見方もある。
米アップル<AAPL>の目標株価の引き上げが続いている。スマートフォン「iPhone」に対する強気の見通しを受けたもので、一部では191ドルまで上昇するとの見方もある。
11月30日の米株式市場でアップルは前週末比2.46ドル(2.11%)高の119.05ドルで取引を終えた。
モルガン・スタンレーは29日付のリポートで、強気シナリオに基づくアップルの目標株価を171ドルから191ドルに引き上げた。30日終値に対して60%超のアップサイドとなる。
また、投資判断を「オーバーウェート(買い)」で据え置いた。
米中の消費者約3500人を対象にした独自調査によれば、5G対応型スマホ、とりわけiPhoneへの買い替え需要は強いとし、2021年9月通期のiPhoneの出荷台数を従来予想の2億4000万台から2億6800万台に上方修正した。
モルガン・スタンレーは上位機種「iPhone 12 Pro」のリードタイムの長期化を指摘。また、サプライチェーンの各企業が業績見通しを強めていることや、米通信各社における需要の強さにより、強気シナリオに自信を深めていると述べた。
基本シナリオに基づく目標株価は136ドルで据え置いた。
MacやiPadにも強気
一方、ループ・キャピタルは30日付のリポートで、アップルの投資判断を「ホールド(中立)」から「買い」に引き上げた。目標株価は131ドルとした。
iPhoneの製造・出荷は短期的に予想より上振れするとし、また21年にかけてパソコン「Mac」、タブレット端末「iPad」についても同様にみているとした。
さらにワイヤレスイヤホン「AirPods」や腕時計型端末「Apple Watch」、サービスなどの売上高もアップサイドが見込まれるとしている。
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