ビットコイン、1万4000ドルまで上昇も ペイパルが決済導入で大幅高
ビットコインが21日の取引でに一時、1万3000ドル台に乗せ、19年6月以来の高値となった。ペイパルがビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)で支払いサービスを始めると発表したことを手掛かりに買われた。ビットコインが1万4000ドルを目指すとみる向きもある。
ビットコインが21日の取引でに一時、1万3000ドル台に乗せ、2019年6月以来の高値となった。米オンライン決済大手のペイパル・ホールディングス<PYPL>がビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)で支払いサービスを始めると発表したことを手掛かりに約8%上昇した。一部のリサーチ会社やファンドは、ビットコインが1万4000ドルを目指すとみている。
ペイパルが扱うのはビットコインのほかにイーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ(BCH)の各銘柄。
米国で数週間以内にペイパルのアカウントを通じた仮想通貨の売買が可能になる。21年初めには世界のペイパル加盟店2600万店以上で仮想通貨を使った支払いも可能になるという。
著名投資家で米仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルの創業者でもあるマイク・ノボグラッツ氏は、大手行がペイパルに追随する可能性が高いとし、「われわれはルビコン川を渡った」と自身のツイッターに投稿した。
リサーチ会社のフェアリード・ストラテジーズは21日付のリポートで、長期的な上方トレンドにあるビットコインは、9月初めに1万ドルの大台で持ちこたえたことで短期的なモメンタムが改善したと述べる。
その上で、19年6月の高値である1万4000ドルが目先の主要な抵抗水準であり、これは長期のフィボナッチ・リトレースメントにも符合すると指摘。数カ月後に1万4000ドルを試す可能性があるとの見方を示した。
仮想通貨ファンドのビットブル・キャピタルもまた、ビットコインは1万4000ドルの抵抗水準に到達する可能性が高いと予想する。
ビットコインは日本時間午前11時半現在、1万2700ドル台で推移している。
21日の米株式市場でペイパルは11.11ドル(5.50%)高の213.07ドルで終えている。一時、215.83ドルの上場来高値を付けた。
以下は本記事とは関係がありません。
ペイパル・ホールディングスなどの株式CFD取引をお考えならIG証券で口座開設。デモ口座もご用意しております。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。