マイクロソフト株、さらに20%超の上値余地 Azureが伸びけん引へ━調査
マイクロソフトは今後、「Azure」などのクラウドサービスがけん引する格好で業績の向上が見込まれる。アナリストが調査リポートで明らかにした。株価はさらに20%超の上値余地があるという。
マイクロソフト<MSFT>は今後、「Azure(アジュール)」などのクラウドサービスがけん引する格好で業績の向上が見込まれる。アナリストが調査リポートで明らかにした。同社株は年初来の上昇率が40%を超えているが、さらに20%超の上値余地があるという。
21日の米株式市場でマイクロソフトは前週末比4ドル(1.83%)高の222.59ドルで引けた。
シティのアナリストは20日付のリポートで、マイクロソフトの目標株価を229ドルから272ドルに引き上げた。これは主要な投資調査リポートで最も高い水準。21日終値からは22.2%のアップサイドとなる。投資判断は「中立」から「買い」に上方修正した。
この中で、多くの大企業が進めているコンピューティングワークロードのクラウドへの移行が、マイクロソフトにとって追い風になるとし、マイクロソフトのAzureはアマゾンの「Amazon Web Services(AWS)」やグーグルの「Google Cloud」に比べてITクラウドとみなされる傾向がより強いとの見方を示した。
さらに、デジタル製品とコラボレーションツールへのニーズが強まれば、「Office」のオンライン版である「Office 365」の高価格バージョンの採用が一層促進されると予想した。
一方、最近のパソコン需要の急増による後押しは持続しない可能性が高いとしたが、2021年のAzureとOffice 365の両クラウドサービスの売上高は、パソコンからの減収を補って余りあるだろうとも述べている。
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