アンジェスが急落、半年ぶり安値 ワクチン実用化は22年後半との報道で
15日前場の株式市場でアンジェスが急落。NHKが14日夜、DNAを活用したコロナワクチンの治験を行っている大阪のベンチャー企業が、開発がうまくいったとして、大量生産が可能になるのは22年後半になるとの見方を示したと伝えた。
15日前場の株式市場でマザーズ上場の創薬ベンチャー、アンジェス<4592>が急落し、半年ぶり安値を付けた。NHKが14日夜、DNAを活用した新たな技術の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を行っている大阪のベンチャー企業が、開発がうまくいったとして、大量生産が可能になるのは2022年後半になるとの見方を示したと伝えたことが材料になったもよう。
午前9時42分現在、前日比148円(11.25%)安の1167円で推移している。
一時、14.45%安の1125円まで売られ、4月28日以来約半年ぶりの安値を付けた。
NHKはワクチン開発を進める複数の国内製薬会社が参加した14日開催のシンポジウムに関するリポートで、前述のベンチャー企業の関係者の話を伝えた。市場はこのベンチャーをアンジェスとみている。
アンジェスは12日、大阪大学医学部附属病院で実施していた新型コロナ向けDNAワクチンの第1/2相臨床試験で、30症例全員の接種が予定どおりに完了したと発表していた。
アンジェスが開発するワクチンを生産するタカラバイオ<4974>は45円(1.51%)安の2940円で取引されている。
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