テラが一時23%安、東証が注意喚起
28日前場の株式市場でテラが大幅反落。東証は27日、テラの適時開示に対し注意喚起を行った。
28日前場の株式市場でジャスダック上場の創薬ベンチャー、テラ<2191>が大幅に反落した。東京証券取引所は27日、テラの適時開示に対し注意喚起を行っている。
前場終値は前日比320円(18.88%)安の1375円。値下がり率で東証全市場を通じて首位に立った。一時、23.54%安の1296円まで売られた。
前場の出来高は800万株超でジャスダックで3位。
テラは27日に「子宮内膜由来幹細胞の投与終了と治療効果概要(中間結果)について(経過開示)」とのタイトルのリリースを発表。セネジェニックス・ジャパンとの共同研究契約に基づき、テラが治療薬の開発の一環として臨床試験の費用を負担し、セネジェニックスがメキシコでのコロナウイルス感染者に間葉系幹細胞を用いた治療法を確立するための臨床試験を推進する形で、コロナ感染症に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発に向けてメキシコで臨床試験に取り組んでいると述べ、臨床試験の進展状況に言及している。
この開示に対し、東証は「業務提携の経過に関する不明確な情報が生じているため」として注意を喚起した。
一方、セネジェニックスが運営事務局を務める国際新型コロナウイルス細胞治療研究会は27日、7月28日(メキシコ時間27日)にメキシコで薬事申請を行い、それに合わせてメキシコで記者会見が開催されるとの文章を同会のウェブサイトに投稿。また、28日昼前に同様の内容の動画を投稿している。
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