サンバイオが反落、ジェフリーズが目標株価2600円で調査開始
・投資判断は「ホールド」
・株価、一時1.9%下落
16日の株式市場でマザーズ上場の創薬会社サンバイオ<4592>が反落。ジェフリーズ証券が15日、サンバイオの調査を目標株価2600円で開始したことが注目されたもよう。
終値は前日比50円(1.85%)安の2649円。取引終盤に1.93%安の2647円まで売られた。
ジェフリーズはサンバイオの投資判断を中立の「ホールド」とした。
サンバイオは昨年12月13日、大日本住友製薬<4506>と進めてきた再生細胞薬「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした共同開発の中止を発表した。
これを受けて主要金融機関はサンバイオの目標株価を引き下げているが、ジェフリーズは一段と低い水準で調査を始めた。
三菱UFJモルガンスタンレー証券とSMBC日興証券は12月下旬、サンバイオの目標株価をそれぞれ4500円と3300円に引き下げた。ほかにも複数の金融機関が目標株価を下げている。
サンバイオの直近の安値は12月24日に付けた2410円。昨年2月5日に付けた年初来安値の2401円を前に反発した。
サンバイオ社長の森敬太氏は米国時間15日、現地で開催中の業界イベント「J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンス」に登壇した。ただ、投資家の注目を集めているプレゼンテーションの内容について、現時点でサンバイオから発表はない。
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