ブロードコム株、時間外後半に下げに転じる 好決算で一時2%超上昇も
ブロードコムの株価が米国時間3日夜の時間外取引で2%超下げて引けた。5~7月期売上高が予想を上回ったことや、8~10月期について強気の見通しを発表したことで一時上昇していたが、ハイテク株全体の下落の動きに抗えずにマイナスに転じた。
米半導体大手ブロードコム<AVGO>の株価が米国時間3日夜の時間外取引で2%超下げて引けた。通常取引の終了後に発表した2020年5~7月期決算の売上高が市場予想を上回ったことや、8~10月期について強気の見通しを発表したことで、一時2%超上昇していたが、ハイテク株全体の下落の動きに抗えずにマイナスに転じた。
時間外取引の終値は、通常取引終値を7.94ドル(2.26%)下回る344.15ドル。
通常取引の終値は前日比22.92ドル(6.11%)安の352.09ドル。
5~7月期の売上高は前年同期比6%増の58億2100万ドル。市場予想の57億7000万ドルを上回った。特別項目を除く1株あたり利益も5.40ドルと市場予想の5.24ドルを上回った。
8~10月期決算見通しでは売上高が62億5000~65億5000万ドルのレンジで、下限でも市場予想の61億9000万ドルを上回る。次世代通信規格「5G」対応のスマートフォン部品の出荷回復見込みや、テレワークの拡大によるデータセンター向け半導体の好調が売り上げに貢献する見通し。
ホック・タン最高経営責任者(CEO)は発表資料で「ワイヤレス関連分野での販売の伸びを見込んでおり、クラウド向けの需要も引き続き増加している」との見方を示した。
ブロードコムの大口顧客である米アップルは5G対応型の「iPhone」を10月に発売する見通し。
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