ヤマダ電機、純利益が3.4倍 4~6月期決算
ヤマダ電機の4~6月期連結決算は純利益が前年同期比238.9%増の158億円となった。テレワークやオンライン授業に関連した需要が新規に創出された。
ヤマダ電機<9831>が6日、2020年4~6月期連結決算を発表。純利益が前年同期比238.9%増の158億円となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワークやオンライン授業に関連した需要が新規に創出されたという。
経常利益は216.8%増の242億円、営業利益は272.1%増の226億円、売上高は8.0%増の4065億だった。
4~6月期は外出自粛による在宅率の上昇で、家電全体への需要が高まった。テレビは4Kや有機ELテレビなど高単価商品を中心に好調となり、洗濯機と冷蔵庫も買い替え需要に支えられた。また、6月は全国的に気温が高かったことでエアコンも好調だったという。
ヤマダ電機はまた、期初にコロナの影響が合理的に見通せずに未定とした21年3月期の連結業績見通しについて、純利益見通しが上期(4~9月)は前年同期比29.4%減の106億円、通期(4~3月)は0.4%増の247億円とした。
コロナの影響に伴う損失、および将来を見据えた資産効率向上への改革の断行等を織り込む可能性を勘案し、上期は29.4%減が見込まれる一方、下期は改革の効果があらわれることで47%増を予想しており、通期では0.4%増となる。
売上高見通しは上期は1.6%減の8300億円、通期は3%増の1兆6600億円を見込む。
コロナによる都市型店舗や海外店舗の休業により上期は1.6%減を見込む一方、下期は8.1%増を予想しており、通期では3%増を見込んでいる。
年間配当は引き続き未定としている。
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