テスラ株、3500ドルへと上昇の可能性 「モデル3」への中国需要─調査
米電気自動車メーカー、テスラの株価が3500ドルへと上昇する可能性があるとウェドブッシュが予想した。主力車「モデル3」に対する中国需要を要因の1つに挙げる。
米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA>の株価が3500ドルへと上昇する可能性があるとウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ダニエル・アイブス氏が予想した。主力車「モデル3」に対する中国需要を要因の1つに挙げる。今後1年間の強気シナリオとして発表した。
24日の米株市場でテスラは前週末比35.78ドル(1.75%)安の2014.20ドルで引けた。場中に一時、2129.00ドルの過去最高値を付けた。株価は20日に初めて終値ベースで2000ドルの大台を突破している。
24日終値に基づく時価総額は3753億ドル。ウォルマート<WMT>の3719億ドルを上回る。
アイブス氏は23日付のリサーチノートで、中国EV市場におけるモデル3への累積需要や最近の値下げが、テスラの需要にとっての「パーフェクトストーム」を生み出していると指摘。
その上で、今後1年から1年半にかけての中国でのEV浸透やギガファクトリー3(上海)で見込まれるバッテリーの技術革新を強気の材料に挙げた。
同氏はテスラの中国事業の成長が2025/26年までに1株あたり35ドル超の利益を創出する可能性があると見込む。これまでは同20~25ドルと予想していた。これに伴い、強気シナリオにおける目標株価を従来の2500ドルから3500ドルに引き上げるとした。
基本シナリオにおける1年後のテスラの目標株価は1900ドルで変わらず。投資判断は「中立」で据え置いた。
バッテリーデーで先端技術発表か
テスラが9月22日の注目イベント「バッテリーデー」で、業界を一変させる可能性のある新たなバッテリー開発に関する発表を行うとアイブス氏は見込んでいる。
同氏は今月に入り、テスラがこのイベントで走行可能距離100万マイルの先端バッテリー技術を披露する可能性があるとの予想を発表している。
テスラは米カリフォルニア州のフリーモント工場でイベントを開催する。
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