クアルコム株に36%の上昇余地、スマホからIoTに用途が拡大へ─調査
クアルコムが5Gネットワークの拡大を追い風に業績を伸ばす可能性がある。同社のモデムチップは、スマホからIoTへと用途を広げる見通しであり、株価は36%の上昇余地があるとの調査リポートが発表された。
米半導体大手クアルコム<QCOM>が5Gネットワークの拡大を追い風に業績を伸ばす可能性がある。同社のモデムチップは、スマートフォンからIoT(モノのインターネット)へと用途を広げる見通しであり、株価は36%の上昇余地があるとの調査リポートが発表された。
クアルコムの調査を開始したロバート・W・ベアードは22日、目標株価を200ドルに設定した。これは主要な投資調査会社の中では最も高い水準となる。投資判断は「アウトパフォーム(買い)」とした。
23日の米株式市場でクアルコムは前日比0.62ドル(0.42%)高の146.96ドルで引けた。目標株価の200ドルは23日終値から36.1%のアップサイドになる。
ベアードはリポートで、クアルコムは5Gの長期サイクルの中心に位置しており、製品の用途はスマートフォンから自動車のアプリやIoTを含む多くのエンドマーケットへの拡大が見込まれるとし、中長期的に自社の技術をAIアプリで活用できる立場にあると述べた。
さらに、英ARMの技術を使用したマイクロプロセッサー「Snapdragon」はノートPCで大量に採用されつつあると指摘した。
主力のスマホは5G対応型の販売台数が2021年に倍増する見通しであり、中国の市場シェアの拡大が注目されるという。クアルコムは現在、すべての主要なスマホメーカーと複数年の5Gライセンス契約を結んでいる。
同社はまた、RF(高周波)チップにおいても今後、大幅な増収が見込まれるという。
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