イオンモールが高い、3~8月期の赤字が予想下回る ゴールドマンは目標株価上げ
7日の株式市場でイオンモールが高い。6日に発表した3~8月期連結決算は最終赤字が予想よりも小幅にとどまった。ゴールドマン・サックス証券は同社の目標株価を引き上げている。
7日後場の東京株式市場でイオンモール<8905>が高い。6日の取引終了後に発表した2020年3~8月期の連結決算は最終赤字が予想よりも小幅にとどまった。ゴールドマン・サックス証券は同社の目標株価を引き上げた。
3~8月期の連結最終損益は109億円の赤字(前年同期は170億円の黒字)だった。これより31億円大きな赤字を予想していた。
同期は新型コロナウイルス感染症による損失165億円を含む、207億円を特別損失として計上した。
売上高に相当する営業収益は前年同期比22%減の1260億円。予想を10億円上回った。
営業利益は60%減の117億円。予想を37億円上回った。
21年2月期通期の業績見通しは、営業収益が14%減の2800億円、最終損益が40億円の赤字とした、7月に公表した従来予想を据え置いた。その理由として、新型コロナの影響が不透明なことを挙げている。その一方、足元の国内外モールの専門店売り上げは回復基調にあるとの見方を示した。
ゴールドマン・サックス証券は6日、イオンモールの目標株価を1600円から1700円に引き上げた。投資判断は「買い」で継続している。
7日午後2時28分現在、イオンモールは前日比58円(3.72%)高の1617円で推移している。
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