メキシコペソ・円が3週間ぶり高値 リスク選好の動き
・4.8円台半ばまで上昇
・ダウ先物、上げ幅一時400ドル超
6日午後の外国為替市場でメキシコペソが対円で約3週間ぶりの高値となる4.8円台半ば付近で取引されている。市場でリスク選好の動きが強まり、新興国通貨は買いが優勢となった。
7月に入り抵抗水準になっていた4.8円の節目を日本時間の朝方に上回ると、そのままほぼ一本調子で上昇。夕方には4.85円台に乗せた。
ペソは6月上旬に5円台を一時的に回復した。しかし、米株式相場の調整入りとともに再度下落し、下旬にかけて4.6円台前半まで売られた。
ペソの対ドル相場は22ペソ台前半まで戻した。6月上旬に21ペソ台半ばまで上昇したが、その後、23ペソ台まで後退していた。
米株価指数先物は時間外取引で上昇。ダウ平均先物9月限の上げ幅は日本時間夕方、400ドル超上昇する場面があった。
2日発表となった6月の米雇用統計が予想を上回る内容だったことや、日本時間今晩発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が改善して50を超えるとの一部の予想が米株先物の上昇につながっている。
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