アップル株、年内に400ドルとの声 5Gへの買い替え需要が支援
・著名アナリストが予想
・アップグレードのスーパーサイクル到来との見方
アップル<AAPL>株に対する強気の見方で知られる米ウェドブッシュ証券のアナリストのダニエル・アイブス氏が、同株が2020年末までに400ドルに到達する可能性があるとの見方を示した。
アップル株は年明け最初の2日の取引で300.35ドルで終了。14年の株式分割調整後ベースで初めて300ドル台に達した。19年の上昇率は86%。
アイブス氏は最新のリサーチノートで投資判断を「アウトパフォーム」、目標株価を350ドルで再確認した。金融機関の予想ではウェドブッシュの350ドルはニーダムと並び最高水準。
同氏は「過去1年間の80%超もの株価上昇で好材料はすべて織り込まれたか、との質問が多くの投資家から寄せられている。ノーときっぱり答えよう。次世代通信規格(5G)スーパーサイクルへと続く機種アップグレード期間の始まりに過ぎないとみている」との見方を示した。
その上で「株価は年末までに350ドル、さらに強気のケースでは400ドルに上昇する」と予想した。
同氏は、インストールド・ベース(普及実績)で推定9億2500万台のiPhoneのうち、約3億5000万台に5Gへのアップグレードの機会が訪れるとみている。
サービス事業
アイブス氏はまた、急成長しているアップルのサービス事業が、同社の主要な収入源になりつつあると指摘した。
サービス事業には、アプリ配信「アップストア」や音楽配信「アップルミュージック」、モバイル決済「アップルペイ」、またクラウドを使ったデータ保管などが含まれる。
19年7~9月期のサービス売上高は125億1100万ドルとなり、四半期として過去最高を記録した。
6日のアップル株の終値は前週末比2.37
0.8%)高の299.80ドル。本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
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