テスラ株、500ドルに再浮上との見方 S&P500種採用で
米電気自動車メーカー、テスラがS&P500種株価指数の構成銘柄に採用される。これを受け、テスラ株が再度、500ドルまで上昇する可能性があるとの見方が出ている。
米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが現地時間16日夕、電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA>をS&P500種株価指数の構成銘柄に採用すると発表した。これを受け、テスラ株が再度、500ドルまで上昇する可能性があるとの見方が出ている。
S&P500種採用は四半期の銘柄入れ替えの一環としてのもの。12月21日の米株市場の取引開始前に組み入れられる。9月は採用が見送られた。
この発表を受け、ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏はリサーチノートで、9月の採用見送りで落胆したテスラ強気派にとっては朗報だと述べた。同氏はテスラ株の目標株価を500ドルで再確認した。
その上で、テスラについては温暖化ガスの排出枠(クレジット)の売却収入が業績を押し上げているとの見方があったが、2020年7~9月期決算で持続的な収益性を証明したことが今回のS&P500種採用の決定打になったとの見解を示した。
7~9月期決算は最終利益が前年同期比2.3倍の3億3100万ドルとなった。4~6月期はクレジットの売却収入の計上で最終黒字を確保したが、7~9月期はEVの生産・販売の好調により、クレジットの売却収入を除いても最終損益はほぼトントンとなる水準となった。
16日の米株式市場でテスラは通常取引を前週末比0.41ドル(0.1%)安の408.09ドルで終了。その後のS&P500種採用の発表を受けて時間外取引で急伸し、通常取引終値を13%超上回る水準で終えている。
テスラは9月1日の取引時間中に分割後の上場来高値となる502.49ドルを付けた。
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