テスラ、50万台の年間出荷達成へ 株価は1000ドルまで上昇の可能性─調査
米電気自動車メーカー、テスラの2020年の出荷台数が50万台に到達する可能性がある。中国での強い需要が販売の伸びをけん引しており、株価はさらに50%超上昇する余地があるとの分析が示された。
米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA>の2020年の出荷台数が50万台に到達する可能性がある。中国での強い需要が販売の伸びをけん引しており、株価はさらに50%超上昇する余地があるとの分析が示された。
ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏は13日付のリポートで、中国での需要は依然として強いとし、12月もこの傾向が続けば、出荷台数は50万台を突破する可能性があるとの見方を示した。
テスラは11月、中国で主力のコンパクトセダン「モデル3」を約2万2000台販売している。
テスラは今年初め、年間出荷目標を50万台に設定したと発表。その後、9月に開催したイベント「バッテリーデー」で50万台は達成可能の見解を示していた。
目標株価1000ドルで継続
アイブス氏は強気シナリオにおけるテスラの目標株価を1000ドルで継続した。足元の水準からさらに50%超の上値余地がある。
このうちの100ドルが中国での成長の貢献分になるという。同氏は中国で今後12~18カ月にかけてEVの普及が大幅に拡大する可能性があるとし、またギガファクトリー3やその他の同国のEVサプライ・チェーンでバッテリー・イノベーションが期待されるとの見方を示した。
14日の米株式市場でテスラは前週末比29.84ドル(4.89%)高の639.83ドルで終えた。年初来上昇率は660%を超えている。
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