エヌビディアの目標株価引き上げ続く 5~7月期決算発表控え
米画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが19日に5~7月期決算を発表するのに先立ち、目標株価の引き上げが続いている。
米画像処理半導体(GPU)のエヌビディア<NVDA>が19日に5~7月期決算を発表するのに先立ち、目標株価の引き上げが続いている。
ウェドブッシュは14日付のリポートで、エヌビディアの目標株価を420ドルから500ドルに引き上げた。投資判断は「アウトパフォーム」で据え置いた。
ウェドブッシュは決算について、悪いニュースはないだろうと指摘。ゲーム向け半導体需要は5~7月期に大幅に増加し、堅調な需要は7~9月期にかけて継続すると見込まれるとした。
ウェドブッシュの調査によれば、エヌビディアのGPUに対する需要は供給を上回ったとみられる。
13日にはレイモンド・ジェイムズがエヌビディアの目標株価を370ドルから500ドルに引き上げた。投資判断は「アウトパフォーム」で据え置いた。
エヌビディアは半導体における最強の製品サイクルを擁しているとし、データセンター向けの「Ampere」製品の継続的な導入や、8月31日の発表が見込まれるゲーム向け半導体の新製品がこうした見方を裏付けているとした。
また、エヌビディアはグラフィック用半導体の旺盛な需要から恩恵を得ており、これはデータセンター運営会社の間でのクラウドベース・ソリューションの必要性の高まりによってもたらされているとした。
さらに、コロナ禍で各国政府がステイホームを命令・要請したことも、同社のゲーム向け半導体需要の増加に寄与したと指摘する。実際、2~4月期のデータセンター向け半導体とゲーム向け半導体の売上高は前年同期比でそれぞれ80%と27%増加した。
14日の米株市場でエヌビディアは462.56ドルで取引を終えた。年初来上昇率は90%を超えている。
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