ロック・フィールドの5~7月期、コロナからの回復に注目 「RF1」の売上高堅調
ロック・フィールドが3日に5~7月期決算を発表する。洋風総菜店「RF1」などの売上高が堅調となっており、新型コロナの感染拡大による打撃からの回復の度合いが注目される。
総菜事業を手がけるロック・フィールド<2910>が3日に2020年5~7月期決算を発表する。主力の洋風総菜店「RF1」などの売上高が堅調となっており、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃からの回復の度合いが注目される。
20年4月期の連結決算は、純利益が前期比89%減の1億9300万円だった。新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令による出店先の百貨店・駅ビルの休業や営業時間短縮が響いた。
宣言の解除に伴い、既存店売上高は回復傾向にある。4月は前年同月比51.4%まで落ち込んだが、5月は58.0%、6月は85.5%、7月は88.9%と着実に売り上げを増やしている。
ブランド別の既存店売上高は惣菜関連が強い。百貨店を中心に出店するRF1が7月時点で89.8%、駅ナカ中心の野菜総菜店「グリーングルメ」が93.3%。
一方、野菜・果物ジュースを店舗販売するベジテリアは58.0%にとどまる。
古塚孝志社長は6月9日開催の20年4月期決算説明会で、4月は店舗閉鎖で苦戦したものの5月、6月は回復傾向にあり、また自宅で消費される中食や総菜は伸びるとみていると述べていた。
期初の21年4月期通期業績予想は、新型コロナの影響が不確定であり算出は困難として未定とした。配当計画も見送った。
株価の動き
1月20日に1566円の年初来高値を付けた株価は3月に入り急速に売られ、同月13日に1040円の今年の安値を付けた。
その後はいったん1500円の節目を回復したが、5月以降はおおむね1200円から1400円のレンジに収束している。
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