鳥貴族、コロナ禍での臨時休業の影響に注目 5~7月期
鳥貴族は11日、新型コロナの感染拡大に伴う店舗の臨時休業の影響を反映した5~7月期連結決算を発表する。
焼鳥チェーン店「鳥貴族」を運営するエターナルホスピタリティグループ<3193>は11日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗の臨時休業の影響を反映した2020年5~7月期連結決算を発表する。
同社は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月4日に直営店全394店舗(当時)の臨時休業を実施した。
営業再開は5月19日から段階的に始まった。東京など首都圏を含む全店で再開したのは同月30日。ただ、その後も一定期間、時短営業を余儀なくされた。
既存店売上高は4月が前年同月比96.1%減で5月は87.9%減。緊急事態宣言が全面解除された6月は26.8%減と大きく回復し、7月は同23.2%減まで戻した。しかし、依然として前年の水準を回復できずにいる。
客数は4月が96.2%減で5月は88.8%減。客足が戻り始めた6月は32.3%減、7月は28.7%減だった。
同社は6月下旬、新型コロナ感染拡大の影響による事業環境の変化に備えて手元資金を厚く保持し、さらに安定的な資金調達手段を確保することを目的に40億円の借り入れと40億円のコミットメントラインを設定した。
20年7月期業績予想を取り下げ
鳥貴族は5月7日に20年7月期の通期業績予想の修正を発表。従来の予想を取り下げて未定に変更した。新型コロナの感染終息時期の見通しが立たず、通期の業績予想数値について合理的な算定が困難であるためと説明した。
従来予想は売上高が346億500万円、営業利益が13億900万円、純利益が4億5400万円だった。
以下は記事とは関係がありません。
エターナルホスピタリティグループなどの株式CFD取引をお考えならIG証券で口座開設。デモ口座もご用意しております。
本レポートはお客様への情報提供を目的としてのみ作成されたもので、当社の提供する金融商品・サービスその他の取引の勧誘を目的とした ものではありません。本レポートに掲載された内容は当社の見解や予測を示すものでは無く、当社はその正確性、安全性を保証するものではありません。また、掲載された価格、 数値、予測等の内容は予告なしに変更されることがあります。投資商品の選択、その他投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたしま す。本レポートの記載内容を原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については、当社は一切の責任を負うものではありません。 無断で複製、配布等の著作権法上の禁止行為に当たるご使用はご遠慮ください。
リアルタイムレート
- FX
- 株式CFD
- 株価指数CFD
※上記レートは参考レートであり、取引が保証されるものではありません。株式のレートは少なくとも15分遅れとなっております。