アンジェスが一時6%高、ワクチン治験で11月頃に新段階と伝わる
23日の株式市場でアンジェスが一時、6%高まで買われた。コロナワクチン開発について、次の段階の臨床試験が11月頃に始まるとの関係者の話が伝えられたことが材料視されているもよう。
23日の株式市場でマザーズ上場の創薬ベンチャー、アンジェス<4592>が4日ぶりに反発。一時6%高まで買われた。新型コロナウイルスのワクチン開発について、次の段階の臨床試験が11月頃に始まるとの関係者の話が伝えられたことが材料視されているもよう。
アンジェスは現時点で、この件についてコメントしていない。
前引けは前日比52円(5.15%)高の1061円。一時、6.74%高の1077円まで買われた。
22日は一時、992円まで下落。半年ぶりに1000円の大台を割り込んだ。
日本経済新聞は22日夜、アンジェス創業者で大阪大学寄付講座教授の森下竜一氏の講演での発言として「(より大人数を対象とした)次の段階の臨床試験は、11月ごろから始まる予定だ」と伝えた。
また、同氏は「アンジェスのワクチンは他のワクチンに比べて安全性が高いことが分かってきているが、抗体を作る力は弱いとされる。十分な抗体が確認できるかが一番の課題だ」と語ったという。
アンジェスはこれまで臨床試験として60人を対象にワクチンを投与している。この結果は年内に公表する予定。
タカラバイオ
このワクチンを製造するタカラバイオ<4974>は21円(0.73%)安の2870円。
一方、新規投与デバイスによる皮内への遺伝子導入法を開発する化学メーカーのダイセル<4202>は1円(0.13%)高の786円で前場を終えた。
以下は本記事とは関係がありません。
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