コストコの6~8月期、EC好調で増収増益見通し
コストコが24日に6~8月期決算を発表する。新型コロナの感染拡大により消費者がECの利用を増やしており、前年同期比で増収増益が見込まれている。
米会員制卸売大手コストコ・ホールセール<COST>が24日の取引終了後に2020年6~8月期決算を発表する。新型コロナウイルスの感染拡大により消費者が電子商取引(EC)の利用を増やしており、前年同期比で増収増益が見込まれている。
8月のEC売上高は前年同月比101.9%増となった。7月は75.3%増、6月は85.8%増、5月は106.2%増だった。8月30日までの16週間については、前年同期から90.6%増となった。
コストコはコロナ禍で急増した宅配需要に応えるべく、食品デリバリーサービスのインスタカートと提携。これにより可能になった食料品や日用品の当日配送サービスが消費者の人気を呼んだ。
またコストコは今年に入り、配送会社のイノベル・ソリューションズを買収。より大型の商品の配送能力を強化したことも電子商取引の成功に貢献した。
8月30日までの16週間の純売上高は523億ドルで、市場予想の510億ドルを上回った。前年同期の464億ドルからは12.7%増加した。
一方、コロナ感染拡大防止のための店内の消毒や従業員の給与引き上げなどで販売管理費は増加したもよう。
6~8月期売上高の市場予想は519億ドル。1株あたり利益予想は2.82ドル。いずれも前値同期の実績を上回る見通し。
コストコの目標株価
米証券レイモンド・ジェームスは今週、コストコの投資判断を「アウトパフォーム」で継続した。目標株価も従来の355ドルで据え置いた。
CNNによると29社が発表するコストコの目標株価は235ドルから410ドルの間に分布しており、中間値は363ドル。
22日の米国株市場でコストコは前日比4.88ドル(1.44%)高の344.45ドルで取引を終えた。
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