ゼネラル・ミルズ、6~8月期は増収増益 増配を発表
ゼネラル・ミルズが23日発表した6~8月期決算は増収増益。パッケージ物の売り上げ増加が寄与した。同社はまた、増配を発表した。
米食品大手ゼネラル・ミルズ<GIS>が23日発表した2020年6~8月期決算は増収増益。パッケージ物の売り上げ増加が寄与した。同社はまた、増配を発表した。
1株あたり利益(調整後)は前年同期比27%増の1ドル。市場予想は0.87ドル。
売上高は同9%増の43億6000万ドル。市場予想は42億1000万ドルだった。
ジェフ・ハーメニング最高経営責任者(CEO)は声明で、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に家庭内での食事が増えたことが市場シェアの拡大をもたらしたと述べている。
CEOはまた、増配の再開を発表。従来より4%引き上げて1株あたり0.51ドルとした。
同社は17年6月に0.49ドルへの配当引き上げを発表して以来、同水準に据え置いていた。
21年度通期の業績予想については、コロナ禍を理由に開示を控えた。
ゼネラル・ミルズは高級アイスクリーム「ハーゲンダッツ」、シリアル「チェリオ」、ヨーグルト「ヨープレイ」などのブランドを保有する。
ゼネラル・ミルズの目標株価
23日の米国株市場でゼネラル・ミルズは朝方発表の好決算を受けて序盤に2%超上昇。ただ、それより後は相場全体の流れに引きずられ、上値重く推移した。終値は前日比0.27ドル(0.47%)安の57.72ドル。
その後の時間外取引では通常取引終値を0.52ドル(0.90%)上回る58.24ドルで終えている。
ナスダックが発表するアナリスト・リサーチによると、8社によるゼネラル・ミルズの目標株価の平均は66.63ドル。
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