レオパレス株、モルガン・スタンレー・インターナショナルが7.67%保有
・株価、一時4.5%高
・アパート改修の完了時期示せず
英国に拠点を置く資産運用会社のモルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナルと共同保有者がレオパレス21<8848>株を7.67%保有していることが判明した。6日受付で関東財務局に大量保有報告書を提出した。
報告義務発生日は7月31日。「証券業務等にかかる保有」が目的という。
報告書によると、モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナルが2.51%、共同保有者で米国に拠点を置くモルガン・スタンレー・アンド・カンパニーが5.15%保有している。
最近では7月19日に英ファンドのオデイ・アセット・マネジメントが、レオパレス21<8848>株式の保有比率を15.62%から16.86%に引き上げたことを報告している。
また、野村証券も同日、共同保有者とともにレオパレス株を新たに5.52%取得したことを届け出ていた。
7日前場の東京株式市場でレオパレスは午前10時39分現在、前日比7円(3.14%)高の230円で取引されている。一時4.48%高の233円まで上昇した。
アパート改修完了を延期
レオパレスは7月31日、アパート物件の施工不良問題について、改修工事が目標の10月末に間に合わないと発表。新たに発覚した問題への対応や、調査のための1級建築士の不足などを遅延の理由に挙げた。また、改修完了の時期は、現時点で具体的に示せないと説明した。
同社は当初、全物件の調査を6月までに完了させ、全棟の改修を10月末までに終えると発表していた。
これを受け、石井啓一国土交通相は2日の閣議後の記者会見で、レオパレスに対し当初不備が判明した優先調査対象物件の改修を来年6月中に完了させることなどを求めると述べた。
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