豪ドル、75円台堅持 10月の消費者信頼感指数2年ぶり高水準
14日の外国為替市場で豪ドルは75円台で底堅い。ウエストパック銀が朝方発表した10月の消費者信頼感指数が約2年ぶりの高水準となったことが好感された。
14日の外国為替市場でオーストラリアドルの対円相場が75円台で底堅い動きを見せている。ウエストパック銀行が朝方発表した10月のオーストラリア消費者信頼感指数が約2年ぶりの高水準となったことが好感された。
前日は中国で豪産石炭の通関手続きに遅れが出ていることが明らかになったことで豪ドルは売られ、日本時間14日早朝にかけて75円台前半まで下落した。その後、ウエストパック銀の統計発表を受けて75.65円付近まで反発した。
中国人民銀行(中央銀行)が午前10時15分過ぎに発表した人民元の対米ドル基準値が1ドル=6.7473元と、前日の基準値に比べて元安・ドル高になると、豪ドルは75.35円付近まで下げて1週間ぶりの安値を付けたが、その後は再び地合いを引き締めている。
豪ドルの対米ドル相場は早朝に0.7150米ドル付近で下げ止まり、その後はこの水準と0.7175米ドル付近の狭いレンジに収束している。
豪消費者、経済対策を好感
ウエストパック銀がメルボルン研究所と発表した10月の豪消費者信頼感指数は前月比11.9%上昇して105.0となった。これは約2年ぶりの高水準に相当する。
100未満は悲観が楽観を上回っていることを示す。楽観が悲観を上回るのは2019年6月以降では初となる。
ウエストパック銀のエコノミストは、政府が今月発表した経済対策や新型コロナウイルスの感染抑制に対する反応、11月3日の中銀理事会での追加利下げ決定への期待などに起因するものだろうと指摘する。
豪政府は6日、コロナ禍による景気の冷え込みを受けた経済対策を発表した。インフラ投資や減税を柱としており、今年度(20年7月~21年6月)から4年間で総額980億豪ドルとなる。
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