豪ドルが75円台乗せ 約3週間ぶり高値
・対米ドルで0.69後半に上昇
・ダウ先物、上げ幅200ドル超
6日午前の外国為替市場でオーストラリアドルが対円で75円まで買われ、約3週間ぶりの高値を付けた。株価が上昇するなか、リスク資産の豪ドルは買いが優勢となっている。
日本時間6日の朝方、74円台半ば付近で推移していたが、午前9時を過ぎると上値追いに勢いが付いた。しばらく74.90円付近でのもみ合いが続いたが、午前遅くに75円の心理的節目を上回った。75円超えは6月16日以来となる。
豪ドルの対米ドル相場も同様に上昇。0.69米ドル台後半まで買われ、約2週間ぶりの高値を付けた。
東京株式市場で日経平均株価は続伸。この時点までに2万2627円まで上昇している。これは6月24日以来の高値に相当する。また、東証業種別株価指数では全33業種が上昇している。
米株先物相場も時間外取引で上昇。ダウ平均先物9月限の上げ幅は200ドルを超えている。
豪ビクトリア州で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、同州は隣接するニューサウスウェールズ州との州境を8日から閉鎖すると発表した。ただ、現時点で相場への影響は限られている。
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