レオパレス株、アルデシアインベストメントが保有比率9.01%に上げ
・1週間で3度目の報告書提出
・保有目的は純投資
投資運用事業を行うアルデシアインベストメントが、レオパレス21<8848>株の保有比率を9.01%に引き上げたことが明らかになった。5日受付で関東財務局に変更報告書を提出した。
株券等保有割合の1%以上の増加が報告書の提出理由。報告義務発生日は8月29日。保有目的は引き続き「純投資」としている。
アルデシアは8月30日に提出した大量保有報告書でレオパレス株の5.27%の保有を明らかにし、その後、7.47%への比率引き上げを3日に報告。これで1週間で3度目の報告書の提出となる。
レオパレスの資料によると、アルデシアは3月末時点でレオパレス株を4.33%保有していた。
新たに不備発表
一方、レオパレスは5日の取引終了後、過去に施工したアパートで、新たに1344棟の物件で不備が見つかったと発表した。
住戸を仕切る壁が天井裏に設置されていないなどの施工不良の問題が2018年春に表面化した後、同社は施工した全3万9085棟で不備の有無を調べている。
不備が見つかった物件数は8月末時点で2万3483棟。7月末時点から1344棟増えた。
同社は10月末までの調査完了を目指しており、これまでに3万1759棟の判定を終えた。
6日前場の東京株式市場でレオパレスは朝高後に反落。ただ、295円で下値を拾われ、その後幾分戻している。
株価は午前10時46分現在、前日比7円(2.28%)安の300円で推移している。出来高は10時25分時点で544万400株で、商いは比較的盛況。
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