アップル株に強気判断、ブラックフライデー商戦はAirPodsがけん引─ウェドブッシュ
アップルは27日から北米や英国、オーストラリアなどで恒例のブラックフライデーセールを実施する。ウェドブッシュによると、ワイヤレスイヤホン「AirPods」は年末までに約1800万台の販売が見込まれる。
米アップル<AAPL>のワイヤレスイヤホン「AirPods」は、ブラックフライデーから年末までに約1800万台販売が見込まれる。ウェドブッシュ・セキュリティーズの著名アナリスト、ダニエル・アイブス氏が予想した。同氏はアップル株に強気の投資判断を付与している。
アップルは23日、北米や英国、オーストラリアなどで毎年恒例のブラックフライデーセールを実施すると発表。ブラックフライデーの27日からサイバーマンデーの30日まで4日間続く。ちなみに、日本ではブラックフライデーセールは実施せず、例年1月2日に初売りセールを行っている。
ウェドブッシュは25日付のリサーチで、アップルの目標株価を150ドル、投資判断を「アウトパフォーム(買い)」とした。
同日の米株式市場でアップルは前日比0.86ドル(0.75%)高の116.03ドルで終えている。
このままのペースでいけば、AirPodsの販売台数は2020年に9000万台を超え、21年に1億1500万台に到達する可能性があると同氏は予想。21年の4月から5月の間に新しいバージョンが発表される予定という。
iPhone 12販売動向
アップルが今秋発売したスマートフォン「iPhone 12」については、米国で上位モデルに位置づけられる「iPhone 12 Pro」が人気を呼んでおり、また発売して間もない「iPhone 12 Pro Max」の需要も強いと指摘。21年9月期通期のiPhone 12の平均販売価格を押し上げるだろうと予想した。
アップルはiPhone 12と12 Proを10月20日に、12 Miniと12 Pro Maxを11月13日に発売した。
同氏は、世界で現在、旧モデルのiPhone3億5000万~9億5000万台が買い替えの時期にあると推定。年末商戦が迫るなか、アップルにとって前例のない買い替えサイクルが発生していると述べた。
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