リプロセルが大幅続伸、参加するAMED事業で進捗
・株価一時15%高
・出来高はジャスダック3位
6日後場の株式市場でジャスダック上場で培養液などを開発する東大・京大発の創薬ベンチャー、リプロセル<4978>が続伸。同社が参加する国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業の2018年度補助金交付額が確定したと5日発表したことが好感されている。
午後2時32分現在、 前日比15円(4.7%)高の334円で取引されている。一時15.05%高の367円まで買われた。
出来高はジャスダック銘柄で3位。3営業日ぶりに1000万株の大台を突破した。
リプロセルは17年7月にAMEDの公募事業「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療技術を応用した創薬支援基盤技術の開発)」への参加を発表していた。
リプロセルが5日発表したリリースによると、研究開発課題名は「Organ-on-a-chipsなどのデバイスに応用可能な薬剤スクリーニングに適したヒトiPS細胞由来三次元肝スフェロイドの安定的な製造」。横浜市立大学が代表機関となる。
リプロセルへの18年度分の交付確定額は1650万4939円。この補助金は20年3月期第4四半期決算において営業外収益として計上するものの、20年3月期の連結業績予想への影響はないという。
事業期間は17年度から19年度の予定。
リプロセルは今年に入り株価の変動が目立つ。1月27日には再生医療用のiPS細胞の製造受託サービスを製薬会社向けに同社が今春にも開始すると日本経済新聞が伝えたことを受けて急伸し、30日に年初来高値となる475円を付けた。
その後、4日にかけて302円まで36%超値を削ったものの、再び買いが優勢となった。
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