アンジェスがストップ安、「コラテジェン」公定価格伝わる
・出来高、東証全市場通じ4位
・イスラエル企業への出資比率未公表
27日午前の株式市場でマザーズ上場のバイオベンチャー企業、アンジェス<4563>が前日比150円ストップ安となっている。同社は26日、イスラエルのバイオ企業と資本提携を発表したが、同日までの株価上昇を受けて利益確定の売りが先行しているもよう。
午前9時半現在、アンジェスは前日比150円(16.13%)安の780円。
出来高は現時点で809万4400株でマザーズで首位。東証全市場を通じて4位となっている。
株価は前日まで3営業日続伸していた。前日終値は7.51%高の930円。出来高は大きく膨らみ1401万8200株だった。
遺伝子治療薬
アンジェスが開発した国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」について、朝日新聞は27日付で厚生労働省が9月から公的医療保険の適用対象とする方針を固めたと伝えた。
コラテジェンは、手足の血管が詰まって血流が乏しくなり潰瘍ができる「慢性動脈閉塞症」の患者を対象とする。
報道によると、遺伝子治療薬として初の保険適用となる同薬の投与1回あたりの公定価格は60万円。一方、一部の投資家は公定価格がこれよりも若干上になると想定していたもよう。
資本提携
アンジェスは、イスラエル同業のバーコード・ダイアグノスティクスとの資本提携により、新薬候補の拡充を目指す。
アンジェスがバーコード株を取得する。出資比率や日程は未公表。バーコードは個々の患者にとって有効な抗がん剤を特定する診断技術を提供する。
2019年12月期の業績への影響については現在精査中。業績予想の修正が必要な場合には速やかに開示するという。
(一部追加しました)
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