ダイトウボウがストップ高、新型肺炎対策関連で川本産業から主役交代
・ダイトウボウ、4日連続ストップ高
・ユニチカは大幅安
4日後場の東京株式市場でダイトウボウ<3202>が連日のストップ高となっている。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて関連銘柄への物色が継続。川本産業<3604>などの先駆け組が売られる一方、これまで動きが比較的鈍かったダイトウボウに買いが集まった。
ヘルスケア事業を擁し、抗菌毛布など繊維製品を製造・販売するダイトウボウは、新型コロナウイルス関連銘柄としては出遅れ感が強かった。当初、目が向けられたマスク向け素材を生産する紡績株の上昇が一服した後、同社に注目が集まり、これで4営業日連続のストップ高となった。
SBIジャパンネクスト証券が運営する私設取引システム(PTS)で午後1時現在、ダイトウボウは基準比80円(36.2%)高の301円。株価は上昇開始時から3.5倍超となった。
一方、2部上場の川本産業<3604>はストップ安。マスクなどの材料を生産する川本産業は先駆け組の一角。1月31日まで10営業日連続のストップ高となった後、3日に下げに転じ、その流れを引き継いだ。
PTSでの午後1時現在、川本産業は700円(22.62%)安の2395円となっている。
3103-JP<3103>も大幅続落。1月30、31日に上昇率が連日で2ケタに及んだが、3日に下げに転じた。
午後1時5分現在、前日比22円(5.63%)安の369円で取引されている。
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