アマゾン株、3650ドルまで上昇の可能性 年末商戦でも伸び見込まれる─調査
米国では27日のブラックフライデーを皮切りに本格的な年末商戦が始まった。コロナの感染が再び拡大するなか、今年の年末は米消費者が電子商取引(EC)で支出する1ドルのうち0.42ドルがアマゾンを通じた買い物になりそうだ。
米国では27日のブラックフライデーを皮切りに本格的な年末商戦が始まった。新型コロナウイルスの感染が再び拡大するなか、今年の年末は米消費者が電子商取引(EC)で支出する1ドルのうち0.42ドルがEC最大手アマゾン・ドット・コム<AMZN>を通じた買い物になりそうだ。
トゥルーイスト・セキュリティーズが27日付のリポートで明らかにした。このなかで、米国のECにおけるアマゾンの桁外れの成長を考慮すれば、盛況が見込まれる年末商戦を迎えてアマゾンにはますます強気だと述べ、アマゾンの投資判断を「買い」で再確認した。目標株価は3650ドルとしている。
昨年は1ドルにつき0.36ドルがアマゾンでの買い物だった。
ブラックフライデーの27日の米株式市場でアマゾンは前営業日比10.27ドル(0.32%)高の3195.34ドルで引けた。
トゥルーイストは、コロナの感染拡大で、消費者は密になりがちな実店舗から離れ、オンラインで買い物をするようになっていると述べた。また、このまま感染者の増加が続き、さらに都市封鎖が一段と強化されれば、一層多くの消費者がオンラインで買い物をすることを余儀なくされるとみている。
EC売上高増加へ
トゥルーイストはまた、10~12月のアマゾンの北米EC売上高が前年同期比42%増加する可能性があるとの見方を示した。
成長の背景には小売店の店舗閉鎖の影響も大きいという。2019年の小売業界の店舗閉鎖は過去最高の9300件だったが、今年はこれまでにすでに8325件の閉鎖が発表されている。
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