石川製作所など防衛株に買い 韓国のGSOMIA破棄決定で
・石川製作所は一時12%高
・地政学リスク高まるとの見方
23日の東京株式市場で石川製作所<6208>など防衛関連銘柄が大幅高となっている。韓国が22日、日本と防衛秘密を共有する日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことが材料になっている。
午前9時58分現在、石川製作所は前日比89円(6.25%)高の1513円で取引されている。一時、前日比12.36%高の1600円まで買われた。
豊和工業<6203>は28円(3.84%)高の758円、ジャスダック上場の細谷火工<4274>は61円(7.05%)高の926円で推移している。
韓国政府は23日中にGSOMIAの破棄を日本政府に通告する予定で、協定は11月22日に失効する。
日米韓の安全保障の連携が後退することで地政学リスクが高まるとの見方から、これらの銘柄が買われている。
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