クレアHD、ダチョウ抗体配合製品の販路拡大 株価は一時21%高
・病院向けレンタルのパースジャパンと提携
・出来高は東証全市場で5位
2日の東京株式市場で2部上場の事業持ち株会社クレアホールディングス<1757>が6営業日続伸。3日連続で年初来高値を更新した。子会社クレアが手掛けるダチョウ抗体を配合したウイルス対策製品の販路拡大が材料視されたもよう。
終値は前日比21円(15.22%)高の159円。値上がり率は東証全市場で6位、2部でトップ。取引終盤に21.74%高の168円まで買われた。
出来高は5890万株超。東証全市場で5位だった。
クレアは1日の取引終了後に発表したリリースで、ダチョウ抗体を配合した抗菌·除菌スプレー製品についてパースジャパンとの売買基本契約書を締結したと明らかにした。
パースは病院向けの液晶テレビや冷蔵庫、情報端末等を独自開発する。最近は医療従事者の業務効率化支援ソリューションとして、患者の状態をベッドサイドに設置されたタブレットに表示する「医療看護支援システム電子ピクトグラム」を提供している。
現在、全国1600超の医療施設と契約。テレビ設置台数約24万台と病院向けテレビレンタル業界で最大手クラスの実績を持つ。
フォーシーズと契約
クレアはダチョウ抗体配合製品について、自社での販売のみならず、すでに顧客を持つ企業と販売契約を結ぶことで、安定的な収益を捻出できる効率的な商流を構築できると考え、契約先を模索していたという。
先週は電子商取引のフォーシーズと販売業務委託契約を締結した。
クレアは1日、ジールコスメティックスから仕入れたダチョウ抗体配合製品の販売を開始した。
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、テレビや新聞など一部の国内メディアがダチョウ抗体を取り上げて報じている。
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