クレアHDが年初来高値、ダチョウ抗体配合製品で販売委託契約締結
・前場出来高、東証全市場で4位
・株価、一時18%高
26日前場の東京株式市場で2部上場の事業持ち株会社クレアホールディングス<1757>が上昇し、一時、年初来高値を更新した。子会社クレアが販売するダチョウ抗体を配合したウイルス対策製品に関して、電子商取引のフォーシーズと販売業務委託契約を締結したと発表したことが材料視されている。
前引けは前日比12円(11.88%)高の113円。一時、18.81%高の120円まで買われた。
15日に同製品の取り扱いを発表して以降、株価はそれ以前に比べ、倍以上の水準に上昇した。
前場終了時の出来高は2800万株超で、東証全市場で4位。
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、テレビや新聞など一部の国内メディアがダチョウ抗体を取り上げて報じている。
25日の取引終了後にクレアHDが発表したリリースによると、販売業務委託契約により、クレアは同製品の検品、保管、販売、発送、またこれらに付随する業務をフォーシーズに委託する。
クレアはダチョウ抗体配合製品の販売サイトの構築でフォーシーズと相談していたという。
クレアHDの株価は週初にも急伸。新株予約権の資金使途におけるコスメティック事業2億円の内、5000万円の使途を変更し、この製品の仕入資金に充当するとの発表が好感された。
コロナ感染拡大による在宅時間の増加で、メイクアップ関連ニーズが従来に比べて減少するとの見通しが使途変更の背景にあるという。
クレアはジールコスメティックスからダチョウ抗体配合製品を仕入れる。
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